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中野剛志, 山田一喜 / 講談社 (5件のレビュー)
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marimai
(商品貨幣論) 貨幣は物々交換の不便さを解消する為に生まれた (信用貨幣論) 貨幣を負債の一部とみなす お金は印刷/造幣、預金残高に加減することでうまれる。国はいくらでもお金を銀行に貸出し、国の残高…を埋め合わせるため国債発行すれば良いと考えがMMT現代貨幣理論。理論的には国債発行は無限に可能。しかし無限に行うとお金の価値が下がり(インフレ)、やがてハイパーインフレになり国家破綻につながる。通貨は納税の手段となることで、その価値を担保しているとの理論。続きを読む
投稿日:2023.12.03
ミッシェル
経済学の入門として相応しい一冊! さらに、経済学をすでに知っている人でもこの本を読む時間は充実したものになると思います! 読んでいく中で、じゃあこの場合は?こういう時はどうなるの?という疑問が出てきま…したが、必ずその次の章で解決してくれます。 読み手が疑問を持つところまで計算してそれをすぐ解決してくれるので、読んでいてとても楽しい気持ちになりました。続きを読む
投稿日:2021.10.10
gonco3
【こういう手がありますね】 奇跡の経済教室の漫画版です。 活字を読まない人でも漫画であればとっつきやすいですね。 家計や企業の決算であればわかりやすいのですが、マクロ経済では規模が大きくだれも正解が…わかっていないのも事実です。 ただ、デフレ対策が間違っていてうまくいっていないのはよくわかります。続きを読む
投稿日:2021.03.17
らんらんるー
近年読んだ中で最高の本です。 日本経済はなぜ長く停滞しているのか?から始まり、デフレ、お金、国債、税金の本当の意味をわかりやすく解説してくれます。 ・デフレで日本は不況だが、政府は真逆のインフレ対…策を行っているため、長年デフレから脱却できない。 ・新しいお金は現金通貨が発行される時ではなく、銀行が貸出を行い通帳に金額を記載する時に、生まれる。 ・日本はいくら国債を発行しても、財政破綻にはならない。 ・税金を円で払うことによって、円は価値を持つ。 などなど、今まで学校教育などでは習ってこなかったことや、習ってきたことと逆のことが実は正しかったと知り、衝撃を受けました。 「国債=借金」ではなく「国債=将来への投資」という考え方は、まさに学校教育で習ったことを覆されて痛快でした。 本の話は、経済学者(学校教育従事者やメディアに露出している学者)vs異端の経済学者(筆者) with町民(私たち世論)の構図で話が進むため、元々経済学者の言うことを信じていたが、それが間違いだと気づかされるという点で町民に感情移入して読むことができます。 続きを読む
投稿日:2021.02.23
tonbokiri0717
長きにわたり日本がなぜデフレから脱却できずに経済成長しないのか?答えは簡単でそれは日本政府がデフレであるにも関わらず、「馬鹿のひとつ覚え」的に増税、緊縮財政、規制緩和などいわゆるインフレ対策を繰り返し…てきたからに他なりません。筆者はそれを「栄養失調なのにダイエットをしている」というわかりやすい表現を使ってます。じゃあどうすればデフレ脱却ができるか?答えは簡単でいままでやってきたことの逆をやればいいのです。デフレなのだから、減税、積極財政、規制強化をやればいいんです。少し考えてみたら子どもでも理解できますよね。 「貨幣」、「銀行」、「国債」、「税金」についていままで間違って理解してきたことについて詳しく解説されています。政府やマスメディアの言ってることがいかにデタラメで勉強不足なのか思い知らされます。 経済に詳しくない人でも大変わかりやすく読み進めることができると思います。いや、経済のことをよく知らない人たちにこそぜひ読んでいただきたい(これからの日本を担う若い人たちには特に)。 続きを読む
投稿日:2020.12.15
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