【感想】追放悪役令嬢、只今監視中！

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第一王子レッドリオの婚約者、公爵令嬢クロエ＝セレナイト。
我儘で傲慢、使用人を人と思わず、嫉妬から「真の聖女」モモへの嫌がらせや虐めを繰り返す。
我慢がならなくなったレッドリオはクロエとの婚約を破棄して彼女を山脈を超えた先のナンソニア修道院へ護送するように手配する。
だが陰湿なクロエが大人しく諦めるとは思えず、愛するモモへの復讐を警戒してスパイを付け監視する事に。
ところが王都を出た途端、本性をあらわした『悪役令嬢』。監視下にある彼女の本当の姿とは。

悪役令嬢を監視するうちにジワジワと感じる違和感と、違和感を払拭するために動くことで少しずつ明らかになる真実。
最後まで突き放した視点で描いたらもっと面白いのかも。
レッドリオたちの浅はかさがありきたりで、残念ー。

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断罪された悪役令嬢のその後を、断罪した聖女様親衛隊たちが監視する、という目線で描かれる話。
設定は王道だけど、第三者目線で令嬢を追うのがこんなに新鮮だとはとても不思議な感覚。
イラストはくろでこさん。

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