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篠田真由美 / アドレナライズ (3件のレビュー)
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どり
バビロンネタの伝奇ファンタジー。 けもみみ。 篠田真由美先生の本は、大概読んだと思ってたけど、まだ結構未読があるもんだなー。
投稿日:2015.07.16
maquica
マヤとムーって名前から覚悟して読んだけど最後まではいりこめず。ひとが多すぎてまとまりがない。つづきものとして書かれたのかもしれないけど。
投稿日:2010.07.24
琴師 命
建築探偵シリーズが有名な著者ではあるが、デビュー作「琥珀の城の殺人」で描かれた世界は全然違った趣きを醸しだしている。 中世の貴族社会で起きた殺人事件を扱ったデビュー作はミステリとしてはかなり不出来で…あるものの、貴族社会の雰囲気を見事に描き切っていた。 そんな著者が伝奇小説を書き下ろしたと聞いたからには期待せずにはいられない。 舞台は伝説の空中庭園が残る前5Cのバビロニア王国。 冨と権力が集中する首都バビロンが舞台。 バビロンの最高神マルドゥクよりも崇拝を集める芳情の女神イシュタルの内部。 人と獣との交わりで産み落とされたとされる半人半獣の仔、マヤとムーの物語である。 亡国迫るバビロンを舞台に確執続く醜い人間の争いと、それらから切り離されようとする二人の足掻きが読者に与えるであろう問いかけは現代の世界を変える問いかけにも思える。 切り口と舞台、物語の運びが巧いだけに、最後の終わらせ方が少しだけ残念。 マヤとムーがどのような答えを出したのか? その眼で確かめて欲しい。 続きを読む
投稿日:2008.06.28
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