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中島要 / 時代小説文庫 (19件のレビュー)
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sonica00
余一とお糸、父の関係がじわっとよくなっていく様に安堵。 井筒屋の企みが怖い。 始末屋の仕事の尊さ。 尼僧が使えた主人はおそらく…。 次巻がたのしみ。
投稿日:2024.02.28
マミ
着物始末暦 シリーズ8 余一とお糸の祝言も無事に済んだある日、六助のところに、井筒屋愁介が現れた。 吉原一の人気を誇る花魁、西海屋の唐橋が、材木商の紀州屋重兵衛に身請けされる事になり、その唐橋の最…後の道中で着る打掛を、大隈屋の綾太郎が引き受けた。 その打掛がどんなものか知りたい。 井筒屋は、余一の生い立ちをネタに、六助にそう切り出した。 祝言をあげた余一とお糸は、お互いを思い合い、嫌われたくない故に、ギクシャクとしてしまう。 ああ、ほんに焦ったい事。続きを読む
投稿日:2023.09.22
tvxqhitomi
202104~5/全10巻まとめて。着物始末職人と彼をとりまく人々との物語。良く言えば人間らしいんだけど、性格の嫌な部分が目につきすぎて登場人物達があまり好きになれなかったのと、恋愛話ターンにあまり魅…力を感じずハマるまではいかなかった。奉公人おみつが一番苦手。六助の特殊能力設定も必要に思えなかった。話によってメインになる登場人物が変わるタイプの短編なので、別話・別視点だけど同じエピソードが再三出てきたり、時系列でみるとわかりにくい時も。とはいえ、巻を重ねるごとにキャラ達への多少の愛着もわき笑、若旦那綾太郎達の成長もみてとれ、全巻面白く読めた。巻末に着物柄説明が入っている趣向も良い。続きを読む
投稿日:2021.06.07
kitano
このレビューはネタバレを含みます
ドラマもそうだが、この時代小説も登場人物は言いたい事を言うキャラばかりだが、肝心の主役(余一)は口が重く、紀野の仕立てで発揮する思いやりが皆無になる 結果、肝心の夫婦だけが想いがすれ違う しかし物語も終盤、一つの気がかりは一冊で収まってきている ラスボス登場と思われた井筒屋もしょぼくなってきた 遺りはオールハッピーでいいよ\(^o^)/
投稿日:2020.08.25
advicekiyomidosu
花魁、唐橋が身請けをされる。その最後に着る打掛を大隈屋の綾太郎が引き受けることに。 井筒屋はまた陰謀を企む。 今回は、お玉付きの女中おみつが大活躍! 人情の機微も丹念に描かれ、心温まる物語になった…。悪役も存在しサスペンスも!続きを読む
投稿日:2020.02.20
永遠ニ馨ル
着物始末暦も佳境です。 漸く夫婦になれたというのに、こじらせちゃってる余一とお糸夫妻に、こっちがやきもきしちゃう。 まぁ、大好きだからこそ、嫌われたくないとか、迷惑かけちゃいけないとか思う気持ちは、…よくわかるんだけど。 山王様で出会った尼僧が、今後のキーマンなんだろうな。続きを読む
投稿日:2018.11.04
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