【感想】満州事変 戦争と外交と

臼井勝美 / 講談社学術文庫
(2件のレビュー)

総合評価:

平均 4.5
1
1
0
0
0

ブクログレビュー

"powered by"

  • ヴィラ

    ヴィラ

    柳条湖事件~満州国成立までの約半年間を詳細に記載している。かなり細かい内容になっているため、大まかに流れを把握してから読むべきであろう。
    歴史の教科書では満州事変に関して、数行程度しか記載がない。取り上げられるとしても柳条湖事件、満州国、リットン調査団といったところか。国際関係の破綻を決定的なものとした、第一次上海事変すら扱われていない。
    新しく学んだことで最も意外だったのは、日本に対して欧州、欧米各国が必ずしも批判的ではなかったということ。読前の知識では、中国への進出=各国からの批判の応酬、と思っていたがそういうわけではなかった。柳条湖事件~満州国成立までの半年間で目まぐるしく状況は変わっていた。この時代を短絡的に捉えることはできないと再認識した次第
    続きを読む

    投稿日:2021.01.07

  • soloflight

    soloflight

    非常に細かいことを書いているので、全体像を掴むには緒方貞子の本の方が良いかもしれないが、これも出典がしっかり書いてあり良書だと思う。

    投稿日:2020.12.16

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。