【感想】幻想古書店で珈琲を 青薔薇の庭園へ

蒼月海里 / ハルキ文庫
(13件のレビュー)

総合評価:

平均 3.6
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4
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0

ブクログレビュー

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  • にぱ

    にぱ

    このレビューはネタバレを含みます

    「幻想古書店で珈琲を」シリーズ第二作。
    前作とはまた違う感じでした。

    今作のメインは「青薔薇の庭園」
    登場人物の1人の魔法使い-コバルト-の住処…と言えるでしょう。
    そこに迷い込んだ主人公-司-は
    コバルトに託された宛先不明の
    「ティーパーティへの招待状」の宛先を推理することに。
    とある文学作品をテーマにしたファンタジー世界を
    彷徨い、半ば自分探しの旅のようになった結果、
    ついに司は宛先人を特定。それはまさかの…。

    前作は司本人ではなく、魔法使い-亜門-の正体を探る
    という物語でしたが、今回は司です。
    魔法使いというだけあって長寿な亜門がメインの
    前作のストーリーはファンタジー性が強かったのですが
    今作はどこにでもいる一般人がメイン。
    親しみやすく、話に振り回されるかんじがしなかったです。

    司の話で一作丸々…という訳でもなく
    ちゃんとシリーズのテーマ
    「小説を通して、人々の人生を豊かにする」(個人的見解)
    にのっとったお話もあります。

    読後感はかなり良いです。
    前作と合わせて、自信を持っておすすめできるかな、
    と思います。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2024.01.15

  • smile0930

    smile0930

    再読2回目。
    今のわたしにはちょうど良い、ゆるい読書にピッタリ。登場人物がみんな魅力的、というか、いい感じ。

    投稿日:2023.11.04

  • hanaasagi

    hanaasagi

    内容(「BOOK」データベースより)

    本や人との「縁」を失くした者の前にだけ現れるという不思議な古書店『止まり木』。自らを魔法使いだと名乗る店主・亜門に誘われ、名取司はひょんなことからその古書店で働くことになった。ある日、司が店番をしていると亜門の友人コバルトがやって来た。司の力を借りたいと、強引に「お茶会」が開催されるコバルトの庭園へと連れて行かれてしまう―(「第二話ツカサ・イン・ワンダーガーデン」より)。本と人で紡がれた、心がホッとする物語。待望のシリーズ第二弾。

    令和5年5月23日~25日
    続きを読む

    投稿日:2023.05.25

  • よむよむ

    よむよむ

    前作からもう一声何か足らない…と思い、続きを読むか悩みながらも二作目読了。
    この軽さがこの作品の特徴なんだと思ったらありな気がしてきた。相変わらず主人公の一人称が気になる。何かの伏線?と思うのは考えすぎか…続きを読む

    投稿日:2022.12.15

  • かとのひも

    かとのひも

    このレビューはネタバレを含みます

    本や人との「縁」を失いかけている人が訪れる古書店『止まり木』
    悪魔であり魔法使いである天主堂の亜門、従業員で亜門の友人の司、しばしば訪れて店を引っかき回すコバルト。
    悩みを抱えたお客たちは、自身の“物語”と引き換えに縁を取り戻す

    〇2巻から読んでしまった;
    〇古典名作が出てくるので、本好きなひとにぎりうれしいかも
    〇珈琲飲みたい
    〇「ヘブンズ・ドアー」みたいな感じ

    レビューの続きを読む

    投稿日:2022.05.01

  • 艶

    大好きなシリーズの中で1番すきなこの本。
    コバルトさんの素敵な庭と重みのある言葉を読んでいるとすごい満たされる

    投稿日:2021.04.29

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