【感想】INTEGRAL LIFE PRACTICE ~私たちの可能性を最大限に引き出す自己成長のメタ・モデル~

ケン・ウィルバー, テリー・パッテン, アダム・レナード, マーコ・モレリ, 鈴木規夫 / 日本能率協会マネジメントセンター
(3件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • show5

    show5

    この歳になって600頁の翻訳書を読み切るのはなかなかのタフ・リーディングでした。『インテグラル心理学』は720頁でしたが昔原著を読んでいたので、初見としては久しぶりのボリューム。
    理論を学んでからここに手が届くまで少なくとも20年の人生経験が必要だった訳で、自分も歳をとったなぁとしみじみ。若い頃は理解したい欲求強すぎて、世俗での実践にほとんど興味が持てなかったんですよね。苦笑。ドブ攫いも10数年続けると知らないうちに変容を起こしているようで。
    とはいえ、ここからが終わることのないプラクティスなので、本当に気の遠くなるような話です。実は常に既に終わっているとしても、ですね。
    パラドックスを生きるというのは西平直の「二重の見」と重なる部分があって、evolutionとinvolutionで悩んでた当時の僕にとってはいささか肩透かしだったと思いますが、この歳になってようやく腹落ちした気がします。あの当時は出家か論文かという両極端に股裂きになっていて、中道を良しとすることは出来なかったなぁ。それが若さというものかもしれませんが。
    シャドーの部分は少なくとも『進化の構造』には抜けていた要素であり、おそらく自分自身の課題として最重要。とにかく自分なりのILPを決めて実践あるのみですな。隗より始めよってことで。
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    投稿日:2022.05.23

  • Akiyoshi MIKI@BizFolio

    Akiyoshi MIKI@BizFolio

    このレビューはネタバレを含みます

    昔『A Theory of Everything』を読んで以来、自分なりに実践する方法を考え、また試してきました。

    本書を読んでみて、とても興味深かったです。自分と同じような考えのところもあり、また少し理解できなかった所もあります。

    特に、4つのモジュール(ボディ、マインド、スピリチュアル、シャドー)のシャドーや付属モジュールと名付けられた(仕事や感情、人間関係、性、倫理)との関係などです。そもそもなぜこの5つの要素なのか?

    結構なボリュームなので今回、年末年始の休みを利用して読みました。機会があればまた読み直したいと思います。

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    投稿日:2021.12.31

  • にゃおみ

    にゃおみ

    まずは膨大な内容を分かりやすく丁寧に解説してくれた著者、訳者、出版社の方々へ感謝。
    古今東西の様々な理論をまとめ、人が人生のなかで自分の成長と治癒に取り組むには、ボディ・マインド・スピリット・シャドーの4領域から同時並行でどのように実践 するかを説明しています。
    あれがいい、これが効果的といった対症療法的なアプローチではなく腰をすえて取り組む指針が示されていて大変読みがいがありました。ボリューミーですから読みきるにはパワーが必要。数人で読書会など読み合い対話しながらが有効かと思います!
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    投稿日:2021.01.12

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