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和田はつ子 / 時代小説文庫 (19件のレビュー)
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sakiko1952
塩梅屋の主人が先代の書き残した春の献立を試行錯誤していた。 そのさな香の店から梅見の出張料理を頼まれる。 市井の人々のささやかな幸せを守るため、活躍するシリーズ第7弾
投稿日:2023.06.19
文海胡
このレビューはネタバレを含みます
美味しい食べ物が出てくる「食堂のおばちゃん」や「みおつくし料理帖」などのシリーズを読んでいたもんで、勝手に似たような系統の話かと思っていたら、バッタバッタと人が死ぬ! はて、と表紙を改めてみると「捕り物帖」じゃありませんか! 失礼しました、和田はつ子さん。 卵かけご飯にもそそられるが、おとぎ菓子のような練り切り、食べてみたいものである。 この本で「煎り酒」を初めて知ったのだが、
投稿日:2021.02.19
advicekiyomidosu
先代の親方の時から長年懇意にしていたお店から、主人があろうことか父親を殺し、店も没収された。 また、おきくの師匠が後添えになるはずだった家が、主人が自死、大きな借金を抱え、店がなくなった。 長年懇意の…薬種問屋が突然の火事を出し、罪に問われるという。そこで偶然に、実家の跡取りとなった弟と再開。 店の娘が許嫁という。 季蔵は、探りを入れてゆくと、そこには次期長崎奉行を争っての暗躍が。 時期は雛の節句を前にして、今回は練り切りを作るという。 ひなの節句を楽しみにしていた、孤児となった二軒の娘を慰めようと、今回も料理人として、裏の仕事人として活躍。続きを読む
投稿日:2019.04.22
hanaasagi
内容(「BOOK」データベースより) 日本橋は木原店にある一膳飯屋・塩梅屋。主の季蔵が、先代が書き遺した春の献立「春卵」を試行錯誤しているさ中、香の店酔香堂から、梅見の出張料理の依頼が来た。常連客の噂…によると、粋香堂では、若旦那の放蕩に、ほとほと手を焼いているという…(「春卵」より)。四篇を収録。季蔵が市井の人々のささやかな幸せを守るため、活躍する大人気シリーズ、待望の第七弾。 平成31年2月11日~13日続きを読む
投稿日:2019.02.13
幽紀
2018年9月17日読了。 料理人季蔵捕物控シリーズ第7弾。 漸く今回塩梅屋名物の3種のオリジナル煎り酒が誕生する。(全ては気になったタイトルの回から読み始めてしまう自分の悪癖に他ならない) いつもも大抵そうだか、救いのない事件ばかり。それが裁かれず、放火の被害者が罰せられてはたまらない。
投稿日:2018.09.17
saputa
春卵、鰯の子、あけぼの薬膳、おとぎ菓子。 長崎奉行を目指す悪党が仕組む巧妙な罠に掛かった大店と仇を打つ季蔵のお話し。
投稿日:2015.10.15
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