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生島治郎 / 中公文庫 (3件のレビュー)
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nkwada
越路玄一郎という作家を主人公にしたお話で、直木賞を取るまでの苦労話や吉行淳之介ら作家たちとの交流、睡眠薬に耽溺した生活など、実話なのかなあ、でも越路玄一郎って聞いたことがないしといぶかりながらも読了。…調べるとその名前の作家はおらず、解説によると著者生島治郎がモデルのようだ。文壇小説というのかなあ。そこそこ面白かったが、さほど面白かったわけでもない。続きを読む
投稿日:2022.07.14
中央公論新社
直木賞受賞、睡眠薬中毒、そして再起へ。一九六四〜七八年の綺羅星の如き作家たちの活躍を描く戦後ミステリ裏面史。『浪漫疾風録』完結編。〈解説〉郷原宏
投稿日:2020.09.08
take9296
『傷痕の街』で作家デビューした越路玄一郎。野坂昭如との出会い、吉行淳之介、長部日出雄とのバンコク旅行、そして直木賞受賞。その後訪れた睡眠薬中毒と小泉喜美子との離婚。自身が再起へ向かう姿と、一九六四年~…七八年の綺羅星のような作家たちの活躍を描く、ハードボイルド作家の自伝的長篇小説完結編。 バンコク旅行のくだりが長い。小説執筆の裏話をもっと期待していたのだが。続きを読む
投稿日:2020.07.04
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