【感想】ハーレムの熱い日々

吉田ルイ子 / 講談社文庫
(26件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • 349gjwsinferas

    349gjwsinferas

    人種差別は言葉の上では理解しているけど、物語や神話から入り込んでいるとなると、それを乗り越えるのは想像を絶する難しさがありそう。
    白人の綺麗事を言ってる人は実害が出ると手のひらを返すかもしれない。また、黒人を差別しているのは白人だけではない。自分自身も偏見が少なからずあるはずなのでラベルを貼らずに関わることが大事そう。続きを読む

    投稿日:2023.02.21

  • yamasnowboarder

    yamasnowboarder

    エネルギッシュで今読んでも全く色褪せを感じない生気あふれる一冊、名著です!

    圧倒的に理不尽な人種差別に苛まれ、ドラッグに売春が常態化していて、住人は外の世界をほとんど知らず知る機会もない。そういった外側がある一方、明るさ、優しさ、助け合いに囲まれた人間味あふれる内側もある。
    本書はその両側面をリアルに描いてくれて、読み終えてとても熱い気持ちになりました!
    続きを読む

    投稿日:2019.11.17

  • elephant

    elephant

    自分の感情の矛盾と葛藤しながら
    ハーレムや黒人達の姿を真っ向から捉えた
    素晴らしい作品だった
    ここ最近読んだ中でもグッとくるものがあった

    投稿日:2019.08.09

  • natsume15

    natsume15

    著者は、60年代、アメリカに留学し、ハーレムに暮した女性写真家。

    黒人が声を上げ始めたころ、アメリカ激動の時代を自らの目で見たひと。
    アメリカという国が抱える病理や、有色人種である自分の置かれている立場など、冷静な目で書いている。続きを読む

    投稿日:2017.08.13

  • 聖心女子大学図書館

    聖心女子大学図書館

    カテゴリ:図書館企画展示
    2015年度第2回図書館企画展示
    「大学生に読んでほしい本」 第2弾!

    本学教員から本学学生の皆さんに「ぜひ学生時代に読んでほしい!」という図書の推薦に係る展示です。

    井隆代教授(心理学科)からのおすすめ図書を展示しています。
        
    展示中の図書は借りることができますので、どうぞお早めにご来館ください。
        
    開催期間:2015年6月15日(月) ~ 2015年9月30日(水)
    開催場所:図書館第1ゲート入口すぐ、雑誌閲覧室前の展示スペース

    フォトジャーナリストである著者によるルポルタージュです。大学生の時に読み、アメリカという国について、そしてそこに日本人として暮らすことについて考えるきっかけとなった1冊です。解説を書いておられる猿谷要氏の著作もお勧めです。
    続きを読む

    投稿日:2015.08.04

  • bax

    bax

    このレビューはネタバレを含みます

    [ 内容 ]
    黒人スラム街にともに暮らし、黒人たちを撮り続けたフォトジャーナリスト吉田ルイ子――貧困・麻薬・売春・差別に象徴されるニューヨーク・ハーレムで、人間が人間であることを取り戻すことに目覚めた黒い肌の輝きを、女の感覚とカメラの冷徹な眼でヴィヴィッドに把えたルポルタージュ。

    [ 目次 ]


    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


    [ コメント ]


    [ 読了した日 ]

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    投稿日:2014.11.01

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