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和久峻三 / 講談社文庫 (1件のレビュー)
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■説明 人気の「赤かぶ検事」シリーズということでした。1冊の文庫本の中に別々の3つの事件が入っています。楊貴妃というのは本当の楊貴妃ではなく、山口県下関市の薬の老舗の社長のお妾さんのことでした。こ…のお妾さんが楊貴妃の墓とよばれている墓の横で首をつって死んでしまいます。 ■感想 訛りがはげしい「赤かぶ」検事と(名古屋のなまりだそうで、赤かぶ検事は転勤で山口にきたそうです。あとがきから)笛吹洞一警部補 対する 妙泉弁護人 の「ああいえばこういう」やりとりが 魅力のひとつなのだろうか。 ですが、やはり。私。この本読んでいました。そうしてあまり好きではありませんでした。 軽く暇つぶしには良いかもしれません。たしかに検事と弁護人のやり取りは 少し興味を覚えたのですが、ちょっと私には「赤かぶ」検事の「あく」が強すぎたという感じ。また、中に30台くらい?を想定した女性が同僚?として出てくるのですが、この人の一言一言があまりにも 「オヤジ受け」しそうな受け答えで、「げへえ。オヤジってこういうのが好きなのか」とおもってしまった。「オジ系オバ」で「真性オジ」でないことが敗因なのかも。続きを読む
投稿日:2005.02.03
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