【感想】街場の親子論 父と娘の困難なものがたり

内田樹, 内田るん / 中公新書ラクレ
(22件のレビュー)

総合評価:

平均 3.9
5
7
4
1
0

ブクログレビュー

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  • fffu

    fffu

    このレビューはネタバレを含みます

    親子関係の話から共感と排他性の裏表や、成熟における親子の絆とのトレードオフ、往復書簡という形は対談などの細かな話を積み上げていくように読んでいくのとはまた違った味わいがあって楽しい、森鴎外親子の対談本とかは確かに面白そう。

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    投稿日:2024.04.04

  • hari0025

    hari0025

    待望の内田家物語。樹先生の愛娘るんちゃんとの往復書簡集。内田親子のここでしか知れないエピソードが満載。自分語りをスパイの用意する「第二層の告白」や「自分の個展」に例えるウチダ節には唸らせられるが、いつかるんちゃんのお母さんの話も聞いてみたいものです。続きを読む

    投稿日:2023.08.18

  • 夏海

    夏海

    樹ファンとしては、最高の本です。きっと大変なんだろうけど、こんな人がお父さんだったらな〜って思いました。微妙にかみあってないと思うだろうって書かれてたけど、確かにそうだった。でも、親子の許容範囲内、他人同士だからそういうもんだよねぇ。続きを読む

    投稿日:2023.08.07

  • miserybeatle

    miserybeatle

    もはや自分の師匠と勝手に思っているウチダ先生と、娘さんとの往復書簡。
    回を重ねるごとに自分の主義主張の色を少し強めていく娘さんに対して、「自分語りとは、何を言わないか」と諭す?ウチダ先生が対比的で(それこそ大きな母のようで)興味深かった。続きを読む

    投稿日:2023.02.12

  • longirostris

    longirostris

    高橋源一郎さんが紹介されてたので興味を持って読んだ。内田樹さんはお名前は知ってるけど、著作などは未読。
    あまり親子論的なもので感心することはなかった、というか個人的に幸運なことに家族関係に困難を感じたりということがないからかも。
    自分と父とほぼ同じ年の関係か。これだけリスペクトされる父もすごいが、子の内田るんさんが直球に思想信条を投げかけていて、新鮮に感じた。今屈託なくリベラルって言えることって、一周回って大事かも、と。
    続きを読む

    投稿日:2022.08.17

  • mayugeco

    mayugeco

    内田樹親子の往復書簡。親子の関係ってまあいろいろある、あれこれ脈々と繋がってここにある家族の形。それもひとつの歴史。でもそこは個と個だからがんじがらめにならなくていい。キープディスタンス。娘さん含めこれからの時代を生きる人たちへのメッセージでもあったな。続きを読む

    投稿日:2022.08.14

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