【感想】在宅介護応援ブック いざという時の介護施設選びQ&A

三好春樹, 東田勉 / 介護ライブラリー
(3件のレビュー)

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ブクログレビュー

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  • vivi634

    vivi634

    今まさに施設に入ろうとしている親、今は元気だが今後介護が必要になるであろう親、いずれくる自分の番、それぞれのケースを想定しながら読んだ。
    個別のケースは地域性や施設により様々であるし、制度の変更もあるのは承知の上だが、選択肢の幅を知ることができた。

    以下、覚書。

    ――――
     全般
    ――――
    ・大切なのは生活習慣を変えないこと。

    ・在宅できる→小規模多機能型居宅介護(通い、訪問、宿泊が可能)
     在宅できない→グループホーム(認知症など)


    ―――――――――――――――
    在宅向けで覚えておきたいこと
    ―――――――――――――――
    ・デイサービス…通所介護(社会福祉法人、営利法人が多い)
     デイケア…通所リハビリテーション(主に医療法人)

    ・ベッド…寝返りの打てる幅(100~120cm)。高さが変えられる機能付きがよい。背上げ、足上げは残存能力を衰えさせる。

    ・マット…片肘立ちしやすい硬めのマット。安心してマットの上を歩ける硬さ。

    ・椅子・テーブル…座ったときに足が付き、ひじから先がテーブルに乗って前かがみで食事がとれる高さ。
     (前かがみだと食べこぼしや誤嚥が少なくなる)

    ・足が引けないと立てない!
     NG:車いすのレッグレスト、台型の簡易トイレ(簡易トイレは椅子型が良い)

    ・ベッドを背上げしての食事はNG。オーバーテーブルを使わず、せめてベッドに腰かけてサイドテーブル。

    ・半埋め込み式の浴槽(床から40cmの高さ)+浴槽と同じ40cmの洗い台


    ―――――――――――――――
    施設入居で覚えておきたいこと
    ―――――――――――――――
    ・認知症ケアには多床室が向いている
    ・ユニットケアのデメリットは少人数のため苦手な職員や利用者から逃げることができない。
    ・私物はいちばん役立つ介護用品
     近代的な建物の中に真っ白な壁とベッドがあるだけの部屋では、認知症の人はどこが自分の部屋かわからなくなって混乱します。

    ――――――
    その他メモ
    ――――――
    ・薬が原因で認知症の問題行動が起こる場合がある。
    ・安静介護から寝たきりになるケースがある
    続きを読む

    投稿日:2022.11.22

  • kinotoushi

    kinotoushi

    在宅介護が限界になった時にどういう選択肢がありどういう施設を選べばいいのか、イラストを挟んでよくわかる作りになっている。在宅から一足飛びに施設に入所するのではなく、生活環境を大きく変えずにサービスを上手く使う方法が載っていて、万が一の場合の選択肢が広がり安心感が高まる。

    良いサービスの選び方も書かれており、受け身ではない施設選びができる。何があるかわからない世の中、先のことだと思わずにあらかじめこういう情報に接しておいた方が良い。
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    投稿日:2022.01.07

  • sunny

    sunny

    介護家族向けの本ですが、介護職にとっても読み応えがあります。内容の理解を助けるためのイラストが効果的に配置されています。
    「在宅介護応援ブック」の他の本も要チェックです。

    投稿日:2015.07.15

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