【感想】三国志 九の巻 軍市の星

北方謙三 / 時代小説文庫
(37件のレビュー)

総合評価:

平均 4.0
8
16
9
0
0

ブクログレビュー

"powered by"

  • もー

    もー

    このレビューはネタバレを含みます

    曹操に破れた馬超が生還し漢中へ入り、劉備の元へ。
    世捨て人のような考えながら活躍する。
    魏や呉は次世代の若者に主役が移っていく感じ。
    蜀の躍進が続いたが、巻末で関羽が戦死し孔明の戦略も頓挫する。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2024.03.23

  • momchap

    momchap

    寂しく去っていく将を見るのは辛いものだ。
    それと同時に馴染んでいた敵将が、あっさりと破れて死んだり病死したりするのは私にとっては同じくらい辛いものであるのだが、その辺はあまり描かれないことが多く、これまた淋しいことである。
    敵将ながらあっぱれな将もいるのだが。
    続きを読む

    投稿日:2022.04.06

  • mah33

    mah33

    再読。

    あぁ、関羽が亡くなってしまったじゃないか。
    まだ9巻だよ。

    時代が終わっていくよ…


    次巻へ

    投稿日:2021.04.07

  • yoh7011

    yoh7011

    馬超の悲しみと絶望、張飛の優しさが目に浮かぶ。
    新しく、劉備陣営に馬超が加わる。
    そして関羽が劉備陣営から去る。

    関羽の英雄的な死とでも言おうか。

    投稿日:2019.12.14

  • nikunikunick

    nikunikunick

    このレビューはネタバレを含みます

    劉備は曹操との漢中での激戦を破り、休むことなく、荊州に置いていた関羽を北進させる。漢中では孔明の戦略が見事にはまり、40万もの曹操の大軍を追い払った。張飛、趙雲、馬超とそれぞれの将軍の特性を上手く利用し、地形の細かな隙も見逃さず戦い抜いたのは見事だった。北進戦略もあと一歩で成功するところだったが、孫権の同盟破り、自軍の裏切りにより、失敗に終わった。それだけでなく、劉備と共に闘ってきた関羽が討ち死にしてしまう。血の繋がった兄弟よりも深い繋がりの兄弟として生きてきた劉備と張飛は孫権討伐を誓う。緻密で成功確度の高い戦略だったがゆえに、自領を失うことを恐れた孫権は裏切ったのだと思うと皮肉でならない。孔明も孫権の裏切りまでは想定していたが、自陣の裏切りまでは想定できていなかった。戦略には多少のあそびが必要な時もあるのかもしれない。それにしても、姑息な策で英傑関羽が死んでしまったのは悔しい。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2018.05.21

  • todo23

    todo23

    この物語の冒頭から出てきて、主人公・劉備と義兄弟の縁を結んだ関羽の死である。関羽と張飛。並び賞される2人の武将だがこの本の中では張飛の活躍が目立ち、関羽はどこか目立たない存在でした(もっともそういう意味では主人公の劉備の出番も少ないのですが)。さすがにこの巻では完全に主人公です。
    この物語もすでに9巻。ややだれてきたような・・・。一日で読み終えたくらいには面白いのですが、どこかピリッとしません。そろそろラストスパート。次の巻は頑張ってほしいですが。
    続きを読む

    投稿日:2017.11.16

Loading...

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。