【感想】Zの悲劇 告発弁護士・猪狩文助

和久峻三 / 講談社文庫
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    内容紹介

    殺害方法も動機も犯人も法廷でひっくり返る演奏会の帰り、太腿をチクッと刺された女性実業家が二日後に苦悶死した。毒殺か。容疑をかけられたパスタ屋の主人を弁護する猪狩は、明らかな冤罪だと訴えるが。

    内容(「BOOK」データベースより)

    地上げ屋の悪質な営業妨害を老弁護士猪狩文助に相談していたパスタ屋「Z」の主人浜崎隆雄が、殺人罪で勾留された。不動産会社の女性経営者毒殺容疑だった。スパイ事件めいた劇薬リシンが物証とされた。これは冤罪だと確信した猪狩は依頼人を救うため、国際テロ組織の関与を主張するが。

    著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

    和久峻三
    1930年大阪府生まれ。京大法学部卒。中日新聞記者を経て、1966年、司法試験に合格、1969年から京都に法律事務所を開設。1972年『仮面法廷』で第18回江戸川乱歩賞を受賞し、作家活動に入る。1989年『雨月荘殺人事件』で第42回日本推理作家協会賞を受賞、法廷ミステリーの第一人者として不動の地位を確立する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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    投稿日:2017.03.10

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