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瀧浪貞子 / 中公新書 (7件のレビュー)
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月猫夕霧
持統天皇の一代記なのですが、この本で書かれている通り持統帝の血統に対するこだわりは通説であると思うものの、「私は」で考えを書くところが多いこともあって筆者の私見を通説に対抗して記述しているように見える…のが残念かなと。先日テレビで筆者の方を見たときは持説に固執するような話し方ではなかったですので、書き方の問題だとは思うのですが……続きを読む
投稿日:2023.05.11
春虎
この本読むんしんどかった。あ~ぁ、久しぶりに、はずれ本買うてもうた。というんが、正直な感想。名前の鸕野讃良に関係する土地についてや結婚のいきさつに言及されていない。ところどころ、文末に個人の感想を入れ…ていてシラケる。まぁ、買うた俺が悪いんやけど。 持統天皇は草壁嫡系の皇統を存続維持させるために国家統治(飛鳥から藤原京、平城京への遷都や律令)や対外政策を根底から覆し、「日本書紀」「万葉集」でイデオロギーの確立など「倭」から「日本」へ変革させたと考えると、常人では想像できない物凄い精神力の持ち主である。また、この時代は明治維新に匹敵するぐらいの社会体制が変わったと考える。 どうでもええ話やけど、私は若いころから今もそうだが、何か天武天皇にはフワフワしていて実態が伴わない。本当に天智天皇と実の兄弟かって思っている。 壬申の乱(この乱っていうのも変やけど)は、色々理由付けしているが、「身分の卑しい奴が天皇を名乗るなよ」って感じで奪い取ったものだと思っている。そして草壁嫡系が立ち行かなくなった挙句の果てが、井上内親王廃后に繋がると考える。(7/31)続きを読む
投稿日:2021.07.31
志鳳
持統天皇の生涯をたどった最新の新書。壬申の乱における持統天皇(鸕野皇女)の果たした役割を高く評価していますが、鸕野の働き掛けにより大海人が計画的に事を運び、新羅征討のための兵をそっくり自軍として圧倒的…有利に戦いを進めたとする倉本一宏氏の説には否定的です。また、7世紀の女帝の役割やその条件については独自の見解を示されており、女帝の実子は立太子できないとの説には「本当にそうなのかなぁ」と思いました。他の文献も読みながら、この本に立ち返りたいと思います。続きを読む
投稿日:2021.02.25
his360
先に読んだ「壬申の乱」との大きな違いは、持統天皇の役割を重視している点だろうか。後の皇位継承問題への影響も大きかったとの評価。万葉集編纂に関する記述など興味深い点も多かった。
投稿日:2020.02.13
中央公論新社
大化改新の年に生まれた皇女は、壬申の乱に勝利し、藤原京遷都、万葉集編纂などを進め古代国家の形を大きく変えた。生涯と事蹟を辿る
投稿日:2020.01.15
大田別 稲吉
皇位継承の論理(どういう理屈で誰が選ばれるかの方法)についてはいくつかの説があって、著者の瀧浪氏の考えもこのなかで示されている。 持統の人生の勝負どころ(壬申の乱、大津皇子の変、珂瑠皇子立太子)が皇位…継承にからむもので、本著もそこに割く割合が大きいため、前提となる著者の考えに納得できないとその後の展開も読んでてよくわからなくなる。 もちろん、全体が理解できなければ無意味なんてことはなく、部分的にでもなるほどと思わされるところはある。続きを読む
投稿日:2020.01.07
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