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保坂和志 / 中公文庫 (51件のレビュー)
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総合評価:
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よし
図書館本。ちょっと自分には合わなかった…。入門というか、作者の考えをエッセイのようにまとめたものというかんじでした。
投稿日:2024.03.17
メランクってなんやねん
けっこうズバッとやりがちなことを否定してくれてて面白かった。 まだ著作を読んだことないんで、読んだ上で創作ノートも読みたい。
投稿日:2023.05.07
煙草と甘いコーヒー
書くためにどこに意識を向けなければならないか、どこを考えなければならないか、どこを考え抜かなければならないか、がわかり、そこを乗り越えられれば、あとは書くだけ、なんだなということがわかった。 あと、…書けない時の多くの言い訳をことごとく潰されてしまった感じで、立つ瀬がないというか、退路は断たれてしまったので、書くことに向かうか、書くことを諦めるか、その二択の極めてシンプルな事になってしまった。個人的には。続きを読む
投稿日:2023.01.13
わをん
久々に、最初から最後まで苦痛なく読めた一冊。 どちらかというとストーリーに重きを置いて小説を読み書きしてしまう身としては、ストーリーにおいて同様のことをすれば、それもきちんと小説では?と思わなくもない…。 他人であるからにして当然に考え方の相違はあるもので、でもそれをおいても、納得してしまう小説感だった。続きを読む
投稿日:2022.11.22
RT
久しぶりに保坂和志を読んでやはり著者の小説観は素晴らしいと実感。小説を読むとは読んでいる体験のことであって、ああこういうタイプの小説ねとか、期待した感情(感動とか、怒りとか、)を得るために読むものでは…ないということ。 小説家とは小説やフィクションというコードがあってそれに沿って書く人のことではない。だから例えば著者の小説で描かれる猫は単に猫であり、何かを象徴・表象するために書かれているわけではない。また大人の男女が2人いたらそこにセックスが描かれないと小説っぽくないというのもコードだ。さらに単に会話文を続ければ小説になるものでもない。これは著者が引用するトルストイのアンナ・カレーリナの文章を読むと単純な日常の会話が臨場感をもって浮かび上がるように描かれているところなど、ああ小説によってもたらされる体験とはこういうものだよな、と思わずにはいられない。 本書内で著者が何度か書くようにいわゆる上手い文章は小説らしいのだけれど、それはあくまでも小説のコードに従って書いているだけで、小説を読むという行為の結果として読者の価値観に変更はもたらせられないだろう。そのような小説からいかに脱却するか、それが現代において小説家になるということなのではないか。 まあ、そうではない小説観を持つ人がいることは否定はしないけれど、私は著者の小説観を支持したいと思う。続きを読む
投稿日:2022.05.15
とーい
軽い気持ちで読みはじめたら、「自分の小説とはなにか」考え続ける、とめちゃめちゃ難しいことが書いてあった。むずかしく書かれているわけではないけど、読むのにすごく時間がかかった… 何かを書きたいと思ってい…る人はすごく勇気づけられる本だと思う。 続きを読む
投稿日:2022.05.14
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