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堂場瞬一 / 中公文庫 (5件のレビュー)
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MASIA
西八王子署管内で衰弱した少年が保護された。 言葉も話さない…話せないのか… 入院していた病院から失踪する。 行方を追っていくうちに、日系ブラジル人であり、父親がひき逃げ事件を起こし、ブラジルに国外逃…亡していることが、判明する。 そして、ひき逃げされ、死亡した少年が失踪した少年の親友であったことも… 鳴沢は少年が暮らしていた群馬・小曽根に向かい、少年の行方を追う。父親の起こしたひき逃げ事件に疑問が浮かびあがる… あまりに悲しい真相… そんな理由で我が子の生命を奪うなんて… 許しがたい… カズキを救うことはできなかったのか… ひき逃げ事件をちゃんと捜査していれば… 警察の落ち度が見え隠れする… 続きを読む
投稿日:2023.01.02
honno-遊民
あと2話を残すばかりだった故、しばらくツン読だった鳴沢了シリーズの第9弾。 行方不明の日系ブラジル人の少年ウィンドウズを探すという導入部。刑事課の領域から少し外れたかのような話に、この後どのように進展…するのかと頁を捲る。 彼と同い年である勇樹の面影を重ね、少年を探す了の行動に拍車がかかる。 了の行く先々で出くわす、かつての相棒で今は探偵業を営む小野寺冴。彼女の依頼主は? やがて明らかになる真相・・・ 日系ブラジル人のコミュニティーという社会派問題も加わる。 最終頁で、次巻へ繋がるかのような不気味な伝言が弁護士から寄せられる。次はいよいよ最終巻。続きを読む
投稿日:2021.04.15
consa
事件自体も動機も悲しい話。犯人は途中から目星がついたけどラストまでハラハラしながら読めた。冴との付かず離れずの距離感も絶妙。明確に次作を示唆していたので期待したい。
投稿日:2021.01.27
yoichiokayama
父親がひき逃げ事件を起こし、犯罪者の子となった少年。 西八王子署管内で保護された少年は、まったく言葉を喋りません。 そしてある日、少年は病院から姿を消してしまいます。 少年は日系ブラジル人で、父親が起…こしたひき逃げ事件の被害者は少年の親友でした。 少年の行方を追う鳴沢了を待ち受けるのは、悲しい事実でした。続きを読む
投稿日:2020.11.09
匿名希望
日系人の少年を保護した鳴沢だが、心を開かない少年に手を焼く内に少年は失踪してしまう。 子供が犠牲になる事件はやはり気持ちがよいものではないなと思うし、日本といっても日本人だけが住んでいる訳じゃない。…ヨーロッパやアメリカの人種問題が日本だけの問題かと言うとそんなことはないし。 鳴沢と美優の関係も進まないまま完結に向かうのは、もやもやが残ります。新しい相棒の藤田が鳴沢の良い相棒に育ってくれたのが嬉しい。冴の今後の行動も気になる所。 ラスト上下2冊プラスαでお仕舞いと思うと悲しいですね。続きを読む
投稿日:2020.10.09
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