【感想】新装版 被匿 刑事・鳴沢了

堂場瞬一 / 中公文庫
(10件のレビュー)

総合評価:

平均 3.4
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5
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ブクログレビュー

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  • 長野のみゃーさん

    長野のみゃーさん

    新設の西八王子警察署管内で、68歳の代議士が不審死した。しかし、警察は、充分な捜査もしないまま、代議士の不審死は、事故死として断定されてしまう。しかし、鳴沢は東京地検特捜部から、死んだ代議士が大規模収賄で事情聴取される予定であることを知る。警察の不穏な行動、圧力をかける権力者。孤立した鳴沢はどう動くか。続きを読む

    投稿日:2023.10.03

  • MASIA

    MASIA

    アメリカから戻り、西八王子署刑事課に配属となった鳴沢了。

    着任早々、西八王子署管内で衆議院議員・畠山悠介が水死体で発見された。事故死として処理されるが…

    一方で、東京地検特捜部より、畠山に汚職の疑惑があるとの情報が、鳴沢にもたらされる。

    鳴沢が現場で聴き込みをするうちに現場付近で言い争う男女を見たとの目撃情報が…

    しかし、畠山の周辺からの圧力が…
    西八王子署内でも事故死として、鳴沢の捜査に対して、圧力が…

    孤立する鳴沢…

    なぜ⁇

    地元の人たちの口も重くなっていく…

    そんな中、畠山の後援会長・権藤の運転手・大崎が自殺を図る。
    大崎の娘が行方不明になっていることが明らかになる。

    大崎の娘の関係者に鳴沢の旧知の人物が…

    ここまで地元の権力者の圧力で警察までもが抑えられるのだろうか⁇

    そんな圧力をもろともしない鳴沢はさすが。
    刑事として生まれてきた男、鳴沢。
    事件は事件、どんな圧力にも屈しない。
    少しは大人しくなったが…

    優美との関係はまったく進展なし。
    どころか、まったく登場せず…
    勇樹からのメールにも返信すらできず。

    どうなって行くんだろうか…優美との関係は⁇



    続きを読む

    投稿日:2022.11.18

  • みぃ

    みぃ

    なぜ、ろくに捜査もせずに代議士の不審死を事故扱いにして片付けようとする警察はいかがなものでしょうか。鳴沢が動くにも動けないとは…辛いなぁ。

    投稿日:2022.09.17

  • aya1124

    aya1124

    新装版で再読
    アメリカから戻り西八王子署に配属された鳴沢
    事故と処理するされかけた事案に疑問を持ち
    単独で捜査をはじめる
    雪虫からの登場人物も絡んで過去の関係にも話しが及びシリーズならではの読み応えあり。
    再読でも楽しめた
    シリーズ完読しているけれど新たな登場人物もあり飽きない。
    八王子は数年間住んだ街。
    浅川や駅の周辺、懐かしく思いながら
    かなり田舎だと表現されたり人間関係も田舎のそれだと描写されていて、そうだったかな?などと記憶を辿りながらの再読。
    孤立した個人プレイのデカが活躍する物語りが好きな人にはおすすめなシリーズ
    続きを読む

    投稿日:2022.04.06

  • かいぞくおう

    かいぞくおう

    このレビューはネタバレを含みます

    鳴沢シリーズもいよいよ8作目。相変わらず読み始めると二日ぐらいで一気に読んでしまいます。
    激動のアメリカでの事件を解決し、東京に戻ってきて新たな署に配属された初日にいきなりこの事件とは、相変わらずの忙しい了。了のこの徹底捜査ぶりも8作目になると、安定感を感じますが、ところどころに、過去のいろいろな事件を経験してきた了の気持ちの変化を感じる場面も。真実追究一直線、真面目一本の警察官とはちょっと違う面も出てきているところに、全作読んでいる読者には了の成長を感じられるわけです。平和で暇な西八王子署ですら、忙しく、激動の署にしてしまう了、作品の度に署が変わって行っているように思いますが、どうやらしばらくは西八王子署で落ち着く様。9作目疑装も楽しみです!

    レビューの続きを読む

    投稿日:2020.12.26

  • honno-遊民

    honno-遊民

    アメリカでの活躍(暴走)により、帰国後はだらけた雰囲気のある暇な西八王子署に転勤(左遷)となった鳴沢了。
    捜査もおろそかに、所轄が事故と断じた代議士の死に疑問を持ち、独自に捜査を始める。
    「追い越し車線を生きている」という鳴沢を止められない鳴沢伝説に対し、俺が『鳴沢ストッパー』の名誉ある第1号になってやると、バディを組むのは警視庁捜査一課の藤田刑事。
    事件の背後に、過去の因縁が絡むというのは、このシリーズのひとつの特徴であり、今回もそのパターン。
    事件とは関わりなく閑話休題的に、かつての相棒で警察を辞め実家の寺の副住職となっている今が、鳴沢を訪ねてくる。
    前巻でも、アメリカまで国際電話をかけてきた今。度々登場する彼は、この先何かの事件で関わってくるのだろうか。
    坊さん探偵とかで活躍でもしたら、面白いかも。
    続きを読む

    投稿日:2020.12.22

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