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藤水名子 / 講談社文庫 (6件のレビュー)
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海と青硝子
何を隠そう、「三国志」は曹操推しの私なので、嬉しくてたまらない短編集です。魏帝国を長く保つことができなかった子孫たちの運命の悲しみが漂っています。
投稿日:2023.07.03
二次元研究所
4-06-273099-5 324p 2001・3・15 1刷 △三国志をひと通り知ってから読まないと初読では背景がつかめないかも ◯漢検の準1級以上の漢字がたくさん出ますが ふりがながあるのと文章に…感情移入できるので読みやすいです ◯曹操、曹昂、曹丕、曹叡 丁夫人、甄夫人、郭皇后がメインで 内容としては曹家の男女間のお話ですが 三国志を知っているなら 登場人物や時代背景を著者が取材、研究をしているのがよくわかります続きを読む
投稿日:2013.02.03
ミチ
この人の三国志物は好き。 扱っているのが曹家なせいか、ちょっとドロドロしています。 ところで、「女王の悪夢」に出て来る、曹丕の男寵の名前が「トウ通」なのが微妙に気になって仕方がないです。 同じ文帝で…も、前漢の方の文帝の男寵では?続きを読む
投稿日:2010.06.10
ぽけ
公子風狂(曹操&丁夫人) 青青子衿(曹昂) 憂愁佳人(曹丕&甄夫人) 女王の悪夢(郭皇后) 仮面の皇帝(曹叡) 曹操の死(曹操) 以上、曹家にまつわる6編です。個人的には藤さんの三国志作品の中では一番…好きです。 公子風狂、青青子衿は2作を通して読んでこそって気がします。青青子衿は曹昂が主役なのですが、描かれているのは曹操の姿でもあるところが面白いです。曹昂が主役なんてそれだけで珍しいですが、かといって無条件で曹昂ファンにお勧めできるかというと……。良い子なんだけど、漢とか大丈夫とかでは無いなぁと……(笑) これで藤さんは曹昂、曹丕、曹植と曹操の息子たちの話を書いてきたことになるわけですが、曹彰や曹熊、それに曹沖なんかの話もいつか書いてくれたりしませんかねぇ。続きを読む
投稿日:2009.03.09
真陸
曹一族の短編集。曹氏3代を始め、曹家に関わる人物が書かれています。ストイックな曹昂が好き。曹一族に興味が湧く本で個人的にオススメ。
投稿日:2007.02.10
Y.kaito
女性視点から見る三国志の英雄曹操。女性らしい捉え方にハッと驚きました。これを読んで丁夫人が大好きになった記憶があります。曹操の人間味を感じられる小説だと思います。
投稿日:2005.10.22
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