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勝目梓 / 講談社文庫 (2件のレビュー)
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office4690
たくさんの人が死ぬわりに、恐ろしさや怖さが希薄なのは、その死に理由があり、死に際の描写が数行しか書かれていないからなのかもしれない。このあっけらかんとした物語りの作りが三流ぽくて良い笑
投稿日:2018.03.04
無夜
このレビューはネタバレを含みます
図書館で借りました。 現代。バイオレンス。 両親と姉弟を殺された男、関は十年の歳月をかけて復讐に走る。 罪もない人たちも罪のある人たちもぶっ殺しまくり。 そして勝目氏らしく、最後に関はすべてをぶっ殺して復讐を終えると、素直にお縄につく。 最後に関がいう、胸中独白。 (必要な数だけ殺したよ) ……関さん、これは大殺戮でしたな。 やっぱり、殺しはダメね。こんな禍根を残してしまう(苦笑) 人を揺するのは、ほどほどに、というのが肝心なのですね。(ありゃ、これは殺されるやくざ視点だわ) 報復のために生きた男。 報復を終えたら、どう生きるんだろう。 でも、考える必要はないのかも。 これだけ殺して逮捕されたら、死刑か無期か。とにかく、まっとうな人生はないんだから。 関はもしかしたら、復讐が終わったあとの人生を考えるのが面倒だったのかもしれない。でなきゃ、もっとうまくできたはず。お金も技術も、権力(特殊部隊員)もあったんだから。
投稿日:2011.05.28
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