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滝川廉治, 陶延リュウ, 沙村広明 / アフタヌーン (3件のレビュー)
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まいつき
鴨壱號との死闘の決着。そして大久能、山南の死によって新撰組・逸番隊も崩壊。 崩壊したはず。山南は戦闘後に暗殺されたので、新撰組上層部の黒幕が、まだ血仙術を使って何かを目論んでいそうな雰囲気はあるけども…、どうでてくるのか。 鴨壱號のような怪物を作り出さなくても、沖田を死から救ったように使い道はまだあるので。御陵衛士残党によって狙撃された近藤の傷を完治させる、とかね。 新撰組のアイコンが倒れることがなければ、戊辰戦争も違った道筋を辿るのだろうか。局所的な影響しかないかもしれないなぁ。新撰組という規模では。 大久能を倒した河上彦斎の戦い方がすごい。小柄ながらアクロバチックな剣術を得意としたことから、緋村剣心のモデルにしたという河上彦斎ですが、その剣心のようなアクロバチックさを見せる無限の住人の河上彦斎。 なんか、虚実がごっちゃになっていて、いい。 禁門の変、武市半平太切腹と動いて、歴史は新しい舞台へ。 さて万次と龍馬の運命はどう転んでゆくのか。龍馬暗殺まであと3年。続きを読む
投稿日:2022.01.21
三千年伯爵
このレビューはネタバレを含みます
え?芹沢鴨、もしかしてコム スメに反応したん??? まさかここで逸番隊が退場するとは思わんかったけど、河上彦斎のバトルも万次と八尾比丘尼の会話も岡田以蔵の行く末も良かった。 決めゴマのバストアップはオリジナルを彷彿させる迫力があるけど、ただやはり特に殺陣描写でのキャラの線の細さが気になるし、フェンシングみたいなぺろんぺろんな刀はなんとかして欲しい。 まあ、これは描ける描けないではなく、もうこの表現技法で行くって腹括ってるんやろな……
投稿日:2021.10.25
yoshimitaka
うんうん。こういう形でIFをやってくれるのは嬉しいですね。 「史実? 何それ美味しいの?」ってノリが基本の幕末編ですが、なんだかんだでこういうのもアリだな、と。 万次の雑な戦いも相変わらず良いもので…すが、やはり今巻のベストバウトは坂本さん。 万次や他が主に戦ってしまうので目立ちませんが、ちゃんと強いし、合間に挟まれるドラマも実に気持ちがいい。 こういう「剣士」として描かれるの、凄く嬉しい。 それから八百比丘尼…お前生きとったんか…。 …いや、生物学的に(?)生きてるのは分かってるんですけど、キャラとしての出番的に、ですね? そしてなかなかに深い話を…。 それにしても河上彦斎……色気過剰では?続きを読む
投稿日:2021.10.24
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