【感想】海外で研究者になる 就活と仕事事情

増田直紀 / 中公新書
(13件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • University of the Ryukyus Library

    University of the Ryukyus Library

    https://opac.lib.u-ryukyu.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB28371790

    投稿日:2021.10.30

  • lisainu

    lisainu

    海外の大学や研究機関でPIになることを考える人には参考になる一冊。
    著者の他、様々な国でPIとなった十数名の研究者の応募のきっかけや採用に至る経験談などが紹介されている。
    また、日本の大学の研究環境の悪化が言われて久しいが、海外の大学でPIになればあとは薔薇色かと言えば、そんなことはなく、研究費の獲得実績が、研究を続ける上ではいうまでもなく、その後の評価や異動の際にも大きく影響するといった、恐らく日本よりずっとシビアな面もあることも書かれており、色んな観点からメリデメを考える上で参考になると思う。続きを読む

    投稿日:2020.08.15

  • ikutora

    ikutora

    すこし気をつけたいのは,本書で言う研究者とは研究グループの主催者 Principal investigator (PI) のことであり,なんとなく「研究者」を夢見ている若者の中にはあまりそのへんを意識していない場合も多いと思う.海外に長期留学したりするだけとか,数年の期間の研究員(いわゆるポスドク)として海外の大学に所属だけするとか,海外の営利企業の社員として開発研究するみたいな職は目標とされていない.一言でいうと海外の高めのレベルの(教育メインではない)大学の教授になるためにはどうすべきかという問題を扱っている.
    著者自身の就職活動での経験に基づく分析と様々な国や地域の大学(ないし研究所)でPIとして活躍する17人のインタビューはそれぞれ短く読みやすい.日本の大学が置かれた現状についても考えさせられる.しかし海外はもう少し恵まれているのかとも思ったが一概にそういうわけでもないようなので,分野や人によってどちらが良いかの判断は難しいところだ.海外の大学ポストの事情にいろいろあるように日本の大学ポストの選考法も組織によって様々なので国内事情の分析はちょっと物足りない気がした.
    最近は日本でも行われている飛び級に採用されるような数学・理科は抜群だが,国語・英語等は人並みみたいな完全理系人間はもはやお呼びでないのだろうか(夢の無い話だ)
    続きを読む

    投稿日:2020.03.22

  • Henry Marrow

    Henry Marrow

    このレビューはネタバレを含みます

    日本脱出。
    これを読むとそういう言葉が想起される
    もう日本駄目じゃんの回避策、国内はどうでもいいんかいと思いつつも賢明な策だと思ってしまう私。
    各国の悪い部分を残してしまった日本のアカデミアという印象が強く感じさせられた。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2019.12.30

  • 桜ヶ丘_med/dent/health_

    桜ヶ丘_med/dent/health_

    https://catalog.lib.kagoshima-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB28371790

    投稿日:2019.12.05

  • restsitek

    restsitek

    海外での研究するための準備、研究の様子が詳しく書かれている。自分は体験することはないと思うが、海外研究のエッセンスを感じられて楽しく読んだ。

    投稿日:2019.10.20

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