【感想】マンガ哲学辞典

橋本治 / 河出書房新社
(4件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • syuulou

    syuulou

    以下の言葉、少しボーッと考えたい
    ・意味というものは枠組によって成立する、だから枠組がなくなると意味がなくなる
    ・自分の言葉を持って自分の枠を壊さなけりゃどうにもならない
    ・人間は外部の要請に身を委ねる しかしその実 人間は自分という思想のありように縛られている続きを読む

    投稿日:2023.04.16

  • masabox

    masabox

    漫画で描くべきなのか、これを文字で書かれたら、どうしても薄く読んでしまうかもな一冊。で、じゃぁ理解が追いつくかと言うと、活字より漫画は圧倒的に自由度が高いので、難しくなると思う。活字のほうが想像の幅がある。絵や画にされてしまうと、そのイメージがまず入ってきてなんていう話はよくありますけど、テーマがこう哲学とか、男女の根幹とかなってきますと、文字ではないことの自由度による迫力と展開力はすごい。圧倒されっぱなし。続きを読む

    投稿日:2022.06.27

  • hawaii0521

    hawaii0521

    「辞典」とタイトルされているので、哲学の歴史や大家の考え方等をマンガで解説してくれるのかと思ったら大間違いで、橋本治の男女論や、自我論他を自身が描いたマンガで述べてる本だった。

    とにかく言ってることが難しいのと、橋本治って絵うまいな~が主たる感想。加えて、内容を理解できない自分の理解力のなさもあらためて感じさせられ、著者の天才ぶりをあらためて感じた次第。続きを読む

    投稿日:2020.02.01

  • noire

    noire

    なかなか難しいんだけども、おばさんの件はズキンとくるわな。おばさんはセクシー系が苦手で、理想と現実の可愛い折衷案を体現していく、みたいなところ。

    正直批判覚悟で言うのなら、昔はおばさんの概念ってもっと狭かったと思うんよね。

    今はさ、「○○系」とか言って自分の裁量に見合う主義を選んでうまーくオブラートに包んで見せるも、その実オンナ、オバサンの概念ってなんも変わってないよね。あー、痛い。

    オバサンは処女である、というのも面白い。現実は子どももいるわけで、野獣になれる現実の旦那さんがいるわけだけれども、「心は別物」と。で、心の中の理想が全ての現実であると。だからオバサンは処女。乙女心を忘れない永遠のガールなんだろう。

    今はどうかな。「旦那がいながら不倫」そっちが本当の純愛で現実。でも処女じゃない…。捻じ曲がってイヤーな、方向に行ってる気がするな。
    続きを読む

    投稿日:2019.11.08

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