新刊・予約
ランキング
セール
特集・キャンペーン
ジャンル一覧
詳細検索
0
池内了 / ちくまプリマー新書 (7件のレビュー)
レビューを書く
総合評価:
"powered by"
R.Hira
「科学する」とは ①仮説を提案する ②実験・観察を行って仮説を検証する ③過不足なく検証できれば法則として採用する 上記の過程をいう。 この過程を色々な物事に当てはめて、科学的に考えるとはどういう事か…というのを具体的に示している。 また、最終章では今科学を学んでいる若者へ向けてのメッセージとなっているが、 その全てが今のコロナ禍で自分が、そして世の中の科学者が科学的思考に基づいて色々な判断をしているかどうか自省する内容となっている。 本書を読むと世の中で批判されている某専門家が科学的にはとても真っ当だということがわかる。続きを読む
投稿日:2021.08.10
shinshu101
【信州大学附属図書館の所蔵はこちらです】 https://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB29012410
投稿日:2021.03.24
kayohiko
筆者は、科学に依拠する部分が多い時代だからこそ、科学がからむ問題に対して適切な決断ができるよう、科学(的な考え方や手法)の特性ゆえの限界や負の側面を知ることが大切とし、本書でそれらについて説明していま…す。 ・科学では、現象のうち、調べたい事柄だけにしぼって問題を単純化した上で法則を導き出す方法(要素還元主義)をとってきた ・もちろんそれで解明が進んだ部分も多いが、それだけに、現実には、科学だけでは解けない問題もあり、それをトランスサイエンス問題と呼ぶ ・特に個人の特性に関わるようなことについては、科学では統計をとって確率としてしか結論をだせないことがある ・しかし現実には選択が必要なことも多いため、リスクの評価(許容可能なリスクの範囲を便宜的に決める)などの対応が必要。 研究データの保存公開の重要性にもふれられていました。続きを読む
投稿日:2020.08.23
komoda
https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480683601/
投稿日:2020.08.15
bachbygg
若い人達への科学啓蒙書。現在の文明社会を生きるには、科学的な見方・考え方を日頃から鍛える必要がある。様々な事象に対し科学的な考え方があれば、より良く生きることができるはずと言う。 自分が若い頃は、好き…嫌いは別として科学的な考え方を持つこと、勉強することは当然の事と思っていたが、こういう本が若い人向けに刊行されるということは、科学嫌いの子供達が増えているのかもしれない。様々な情報が氾濫して、メディアで流される情報が必ずしも正しいとは限らない。情報を鵜呑みにして失敗する人も多い。だからこそ科学的な見方を鍛える必要があるのだろう。でもそういう観点で読むと、著者がこの本に書いたことも多少見方が分かれるかもしれない。続きを読む
投稿日:2020.03.01
静
科学の魅力、大切さ、恐ろしさが、よくわかったのが、この本を読んでよかったと思いました。 本書の第一章で、科学という分野の生まれ、名称が採用されたことにも触れ、続く第二章は連綿と地道に続けられてきた…研究によって見えてきた地球の変化、宇宙の歴史も入門的に解説があります。 第三章は科学の考え方。 科学への興味を刺激するだけで終わらせず、四章、五章では、現代社会で「科学」が直面している政治・軍事・経済の面までも紹介されています。 一冊での読み応えに満足しました。続きを読む
投稿日:2020.02.24
ポイントが追加されました。ポイント明細ページからご確認いただけます。
クーポンコードの形式が正しくありません。半角英数12桁で入力してください。
エラー(エラーコード: )
本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック
スマートフォンの場合
パソコンの場合
このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?
ご協力ありがとうございました 参考にさせていただきます。
レビューを削除してもよろしいですか? 削除すると元に戻すことはできません。