【感想】ライフサイクル投資術 お金に困らない人生をおくる

イアン・エアーズ, バリー・ネイルバフ, 望月衛 / 日本経済新聞出版
(6件のレビュー)

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ブクログレビュー

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  • Wataru Aihara

    Wataru Aihara

    若いうちはレバレッジを掛けること。

    その時点の財産ではなく、一生の財産での投資を考える重要性を説いている。

    レバレッジ投資が気になる方は読んでみても良いかも。

    和訳が分かりづらい。

    投稿日:2022.05.18

  • Tomota

    Tomota

    若い間はお金を借りて株を買おう。イェール大学の2人の教授が、長期にわたる分散投資で、リスクを減らしつつ大きなリターンを得る、驚きの投資術を披露する。

    若い時から長期にわたって投資することでリスクを分散し、老後資金を増やす。この「時間の分散投資」は、投資リスクを減らす賢い方法。

    若い人が持つ「真の総資産」の大部分は、人的資本。それは、時とともに金融資産に置き換わっていく。また、将来貯金するはずのお金は、ポートフォリオに含まれる債券のようなものといえる。

    資金のない若い人が時間の分散投資をする際は、お金を借りて株を買う「信用取引」を行うといい。若い時にたくさん投資して、年を取ったら投資を減らす。そうすれば、市場に対するエクスポージャー(リスクにさらされている投融資等)を均らすことができるため、長期ではリスクが減る。

    上記のような方法で時間の分散投資を行う「ライフサイクル投資戦略」は、次の2つの数字でできている。
    ①一生の間に貯金する額の現在価値
    今の財産を現金にした時の価値と、これから貯金に回していく額の現在価値を合わせたもの。
    ②サミュエルソンの割合
    ①を全部現金で持っていると仮定した場合、そのうちの何割を株式市場に投資するかという割合。サミュエルソンの割合は、株式と債券のリスクとリターンの比較、そして個人のリスクに対する許容度によって決まる。

    自分が引退するまであと何年か、それまでの間にどれだけ貯金できるか。これらを見積もり、市場への投資リスクを分散させることが、ライフサイクル投資戦略のカギ。
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    投稿日:2021.04.17

  • femo

    femo

    2倍までのレバレッジ投資のパフォーマンスが良いと説明されています。
    従来の110-(年齢)=株式の比率、残りは債権の比率という投資方法よりも、
    若い時に、2倍のレバレッジをかけて投資をして、次第にレバレッジ の比率を下げて行った方が、パフォーマンスがよく、リスクが少ないというのが主な主張になります。

    本の大部分はこの内容の裏付けとなるような、資料の説明であったり、
    途中で挟まれるエピソードなど、2019年出版で今時の情報としては読みづらく、
    情報が希釈されて無駄が多いような感じになってしまっているようにも思えました。
    続きを読む

    投稿日:2020.09.03

  • あわたろう

    あわたろう

    確かに金融資産が少ない時期にレバレッジする、というのは時間の最適化として有効なように思う。去年、このようなレバレッジを掛けた投資信託ができて紹介されてたような(確か訳者の所属する証券会社?)。
    ただこのフランクな語り口調の訳はホント読みにくかった。要点をポイントでさらうことにも適していない。タレブ本なでで有名な望月衛氏。あのタレブ本も読みにくかったが、どうも翻訳が自分には合わない。続きを読む

    投稿日:2020.01.30

  • SaaS

    SaaS

    若い人ほど読む価値のある情報。


    借金してマンション買うのと同様、
    株もお金を借り入れて若いうちに買え
    ただし、今ある借金は返してからだ。★


    今回はライフサイクル投資術の話ばかりだったが、
    本質的には分散投資、レバレッジで何も投資だけの話ではない気がしてきた。

    「将来お金が入ってくる見込み可能性が高いなら、」
    という前提ではあるが、レバレッジを効かせるためにリスクを取るのも悪くない選択。むしろ、投資においてはデータからもそちらのほうがいいとのこと。

    時間の分散投資でリスクを均すという投資術。
    続きを読む

    投稿日:2020.01.12

  • エル

    エル

    2019年118冊目。満足度★★★☆☆ 一般的に年齢が若い時は運用できるお金が少ないが、その時はレバレッジを2倍まで利かせて運用し、歳を取ったらレバレッジ投資をやめることを提唱。提案そのものは必ずしも否定しないが、翻訳の元となった本の出版が2010年とデータ・内容が古いこと、仕方ないけどアメリカの制度に基づいた記述になっているので星3つの評価とする。続きを読む

    投稿日:2019.12.23

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