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谷恒生 / 講談社文庫 (4件のレビュー)
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総合評価:
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hanamiuta
秀吉に会う前の小西行長の航海を好き勝手に書いちゃうぜフィクション。 時代考証については???と感じる部分もありますが、エンターテイメントとして文句なく面白い! 行長のキャラクターは、少女漫画に出て…くる正義の香港マフィアのよう。 16世紀末の夜にネオン(提灯)煌めかす魔界都市・堺の裏社会に幅を利かす、大店の若(跡継ぎの貫禄)。 派手な服着て太夫を侍らせ、あくどい運びも請け負い、腕っ節は滅法強い。大胆で野心家で、でもときどきふと、キリシタンとしての苦悩をのぞかせる…… 賢く、強く、かっこいい。 この行長なら清正とも仲良くなれそうな。 ただの完璧なヒーローだと鼻につくこともありますが、堺の実力者や秀吉、信長の凄さが更に上に描かれていますので、それがかえって魅力になっています。 長編小説を2時間映画にしたような場面転換、歴史的に「それはどうなの!?」と驚くようなシーンなどなどありますが、戦国エンターテイメントとして面白すぎました。 好きだ。ほんとに映画で見たい。 派手で華やかで爽快で、絶対面白いと思う。続きを読む
投稿日:2010.07.15
くら
浅井万福丸と小西行長の冒険ストーリー。 戦国ifのお話としてこの着眼点は秀逸だと思う^^ 信長様がちょっといい人です。
投稿日:2010.01.28
上総介
若き日の小西行長(倶利伽羅屋弥九郎)が主人公の本。極秘任務のためマラッカに向かい、その間にさまざまな冒険の渦中に巻き込まれるというストーリー。ほとんど前半生の記録がない行長を大胆に駆使した海洋冒険時代…小説です。 2009.12.4読了続きを読む
投稿日:2009.12.06
鮎
行長はキリシタンというより冒険者として描かれててすごいたくましいです。豪快な筆致に、読んでてどきどきさせられます。
投稿日:2008.06.07
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