【感想】怪異収集録 謎解きはあやかしとともに

桜川ヒロ, アオジマイコ / ポルタ文庫
(4件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • 五月七日飛鳥

    五月七日飛鳥

    昌磨と天童さんの関係が面白くて、天童さんのキャラクターが好きです。文章も読みやすい。ただ、話の構成としては普通です。つまらないわけではないけれど、特筆する何かがあるほど面白いわけでもない。キャラクターに思い入れを持つタイプの人にはオススメ。起承転結がしっかりしていてあっと驚くようなどんでん返しなどが欲しいという人にはやや退屈かも。続きを読む

    投稿日:2023.11.26

  • もんがらかわはぎ@読書垢 児童書ホラー強化中

    もんがらかわはぎ@読書垢 児童書ホラー強化中

    このレビューはネタバレを含みます

    突然奇妙な物が見えるようになった昌磨。害はないが、妙な存在感のあるそれらは徐々に日常を蝕んでいった。生活に支障が出始めた頃、この現象の相談に乗ってくれると言ういかにも胡散臭い探偵事務所を訪ねるが……。
    ***
    タイトル買いの一冊。怪異収集録とあったので、恐怖体験や怪奇現象、不可思議な現象を聞き集めていくホラーかなと思っていたのだどうやら違う様子。実際読んでみるとここでいう「怪異」とは不可思議な現象そのものではなく、それを引き起こす「妖怪」とのこと。現象ではなく引き起こす側にスポットを当てた作品だった。ホラー要素はほとんどなく、主人公の昌磨と、うさん臭い探偵事務所の所長である天童を主軸に周りで妖怪たちが起こす騒動を解決したり、探偵事務所をたずねてきた妖怪の依頼を受けたりという優しめの話だった。本の中に妖怪が住んでいて、それを天童が使役しているという設定はどこか夏目友人帳を思わせた。最初は怪異たちの所為で苦労したこともあり、少し思うところがあったようだが、事件を通して妖怪たちの事情や内情を知り、信頼関係を築いていくことで心を通わせていく様は心が温かくなった。しかし、妖怪がすべてがすべて人間にとっていい存在という訳ではなく、人間にあだなす妖怪もいた。そんな妖怪から人と妖怪を守るため仲間と一緒に立ち向かっていく姿は非常に勇気づけられた。他の人のためにここまで頑張れる昌磨はすごいなぁ。 本書ではすべての疑問は解決しておらず、続きが出そうな雰囲気。天童の過去や昌磨との関係性ももっと深く知りたいので、ぜひ続きが読みたい。

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    投稿日:2020.12.04

  • 永杜

    永杜

    変な幻を突然みる事になってから、学業もバイトも
    大変な事になってしまった。

    ほんわか、とした感じです。
    お守り直してくれた存在は…まぁあれ、ですが。
    妖怪が出てきてますが、やっている事は人と一緒。
    やり方(?)は存在を象徴してくれますが
    人もそれも変わりなく…な感じです。

    という主人公に、忠告してくれる探偵ですが
    これは人の世界でもいえるのかと。
    いい人もいれば、悪い人もいますから。
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    投稿日:2020.07.30

  • kyon

    kyon

    私好みの設定ですぐ読み終えた。
    怪異たちがかわいいし、優しい主人公の性格も好き。
    鬼たちとぬらりひょんとの過去を掘り下げた物語りとかないかな~と、続編とかないかな~と期待。

    投稿日:2019.09.30

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