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小木曽健 / ちくま新書 (8件のレビュー)
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総合評価:
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JAIST LIBRARY
ネットリテラシーに関する講演を数多く行う著者がこれからの社会を担う若者に向け,上手なネットの使い方について書いた本。二部構成の第一部では情報の正体を,第二部ではネット情報の扱い方を解説します。若者だけ…ではなくネットを使う人みんなに役立つ内容です。続きを読む
投稿日:2023.01.11
izumiyoko
このレビューはネタバレを含みます
本書の魅力は、「具体的」なところ。 Twitterの具体事例が豊富。 ネットバトル対処法やネットへの書き込み方法なども具体的で参考になる。 例)Facebookで下書きしてTwitterに投稿すると良い etc ☆3つとしたのは「騙されない情報リテラシー」に関して新しい見識を得られなかったから。 著者は本書を書いている途中で、「議論すらまともに成立しない未熟な社会」への問題意識が芽生えたのだそうだ。 そして途中から本書の方向性を変えたという。(あとがきより) この問題意識には、とても共感する。 がしかし、本書からは、その問題解決のヒントが得られなかった。 今後の著作に期待したい。
投稿日:2020.09.20
枝乃
どの情報を選んで信用するかは自分で考えて決める。そのためのセンスを磨くことが情報リテラシーであることを説明する一冊。「ネットバトル対処法」判断フローチャート(p.201)がわかりやすくて参考になりそう…。主張はやや強めに思え、第一部の読み始めは安易に頷けない部分もありましたが、第二部で著者の苦い体験に触れ、最後まで読み終えたときは、聞く耳持たずに痛い目みるよりずっと良いという気持ちになりました。続きを読む
投稿日:2020.09.18
ナオキスト
フェイクニュースを見破り、核心をついている情報を得るネットリテラシーを身につけるための本。 必要な3つのアクション 1:情報に隠された情報を見破る 2:情報の発信源を知る。情報バイアスの存在を認識す…る。 3:能動的に情報を獲得しようとする。 情報伝達する時には、目的を達成するために有利な情報のみを抽出するため、デメリットを伏せる。表面的な情報のみに囚われては行けない。 発信者に応じて情報の信憑性や拡散性が変化しバイアスがかかるため、自身で修正しなければならない。 受動的に情報を得るのみでは意見の偏りが生じて多角的な思考が出来ない。続きを読む
投稿日:2020.08.15
komoda
https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480072542/
投稿日:2020.07.25
黒い☆安息日
仕事関係で読んだ本。 同じ作者の「11歳からの…」よりもっと突っ込んだ内容。 ネットだけでなく、情報というものをどういう風に解釈するのか?自分の中に取り込み、取捨選択して、必要なものを消化し、どのよ…うに養分としていくのか?あたりの考え方は大いに参考になった。 「SNS内で大勢を占めるように見える意見も世間で見れば少数派」ってのも、感情で分かっていてもこうしてきちんと説明されると知識として理解できる。コロナ真っ只中の昨今「正義マン」「指摘厨」がいかに騒ぎ立てていても、正義ではないし体勢でもないわけだ。 炎上案件に対するアクティブな防衛術は、高度な判断が必要で要検討。続きを読む
投稿日:2020.04.29
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