【感想】佐藤優の挑戦状 地頭を鍛える60題

佐藤優 / 講談社現代新書
(8件のレビュー)

総合評価:

平均 3.7
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ブクログレビュー

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  • ホトケ

    ホトケ

    公務員に求められるもの、即ちお上が求めている能力がよく分かった。
    自分の腐れた脳では解けない問題が多かったが数的推理、文章理解、資料解釈など社会人として必要な基礎的能力の底上げに役立つと思われる。

    投稿日:2022.03.09

  • 有井 努 Tsutomu Arii

    有井 努 Tsutomu Arii

    まさに地頭力を鍛える問題が満載です。
    脳みそに汗をかきながら解きました。

    出題元は地方上級公務員試験の一次試験
    の教養問題です。

    数学的要素、論理的思考要素、文章理解
    力、そして知識を問う問題ありと、非常
    に難解です。

    地方公務員の一部の人たちはこれをクリ
    アしていると思うと尊敬してしまいます。

    佐藤氏はこの問題を解くことにより、「
    自分は何について弱いか」と自分の弱点
    を知り、それを克服すべしと言います。

    まさしくオールラウンダーには欠かせな
    い一冊です。
    続きを読む

    投稿日:2021.05.06

  • じんだわさ

    じんだわさ

    元外務省ロシア担当インテリジェンスの佐藤優の本。図書館で借りた。この人は相当頭いいと思う。この本は想像していたものとは違って地方上級公務員の試験をピックアップして地頭を鍛えるというクイズのような教科書のような本。「中学高校レベルの知識欠損を抱えている人には公務員になってもらっては困る」という出題者の意図、問題の出された意味合いなどが分かるが、かなり難しい。知識レベルの話と思考の問題があり、思考系はなんとかなるものの、思考系以外は、今まで雑学だと思っていたような内容が多くかなり参った。このレベルを上級公務員は持っているのかと驚いた。
    ジャンルは4分野。
    「数的推理」数字を使って解く。数学センス。
    「判断推理」論理的思考力を駆使。暗号解読、証言の矛盾、論理パズル的。
    「文章理解」現代文、古文、漢文など。
    「知識問題」政治経済思想文学芸術地理歴史数学生物地学化学物理など。高校レベルというが激ムズ。ホッブスとロックの違いとか、ソクラテスとストア派の違いとか、プロレタリア文学とか。7進法とか。レンブラントとミレーとか。チャーティスト運動とセポイの反乱とか。キルケゴールとハイデッガーとか。


    以下メモ。
    ●「もういちど読む山川倫理」
    ●脳みそに汗をかく
    ●擬古文をよく出題するのは早稲田文化構想学部、上智経済学部、一橋など。東大志望者や東大を諦めた受験生に入学されるのは東大の二軍に甘んじることになり好ましくないことから、自大学を第一志望にして特別な勉強をして入ってくれる学生に来てもらいたい。よって東大が出題しない擬古文を出し、東大併願者をふるいにかけている。
    ●世の中で仕事をしていく上で複数ある選択肢の中きら正しくないものを排除していくことで正解を見つけられることが往々にしてある。そうした消去法的な思考法を訓練するのもひとつ。そうした問題もある。
    ●わからないものは分解して考える。この思考の技術の基本が備わっているかどうか。そうした問題もある。
    続きを読む

    投稿日:2020.08.16

  • yashiti1

    yashiti1

    タイトルと著者から「今の日本を斬ってくれるのかな」と楽しみにしていたが、見事に裏切られた。
    全く期待していたものとは違ったが、頭の体操にはなった。算数や図形の問題は、解説を見てもなかなか理解ができず、時間がかかりそうなので読み飛ばした。続きを読む

    投稿日:2020.02.01

  • 上限のツキ

    上限のツキ

    このレビューはネタバレを含みます

    公務員試験ゆえ難問であっても奇問はないはずと信じて絶対回答できるはずと時間をかけて取り組みました。
    様々な分野、様々な攻略法(正攻法で行くもの消去法で行くもの、または一般教養に属し一見して即解できるもの)がバランスよくまとまっています。
    初見で半分解けるかどうかってくらいでした。
    大学で所属していた学部の分野の問題ならおそらく「その分野では常識」な問題なので簡単だと思いますが、数学パズルみたいなのは場数を踏むかそういう思考の才能のあるひとでないと難しいですね。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2019.10.23

  • H.Sato

    H.Sato

    アルバニアは第二次大戦の末期にパルチザンとソ連軍によって全土がドイツから解放され、アルバニア社会主義人民共和国となった、がその後中ソが対立すると、独裁者ホジャは中国側につきソ連との国交を断絶。さらにちゅうごくで文化大革命が始まるとこの影響を受けて世界初の無宗教国家を宣言した。この時、いかなる宗教であろうと信じることが禁じられた続きを読む

    投稿日:2019.10.05

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