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内館牧子 / 講談社文庫 (4件のレビュー)
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タロ
昔のドラマのノベライズです。 いわゆる、不倫の話で、賛否はあると思いますが、当時は夢中でドラマを見ていました。 ドラマでは、不倫をする娘の母役で、加賀まりこさんが出演されていて、中原中也さんの「春日狂…想」の詩を引用するシーンがあり、心に残りました。 ただ、ノベライズには、いろんな事情があるのか、登場せず、残念でした。 その詩を、引用させてください。 愛するものが死んだ時には、 自殺しなけあなりません。 愛するものが死んだ時には、 それより他に、方法がない。 けれどもそれでも、業(ごふ)(?)が深くて、 なほもながらふことともなつたら、 奉仕の気持に、なることなんです。 奉仕の気持に、なることなんです。 愛するものは、死んだのですから、 たしかにそれは、死んだのですから、 もはやどうにも、ならぬのですから、 そのもののために、そのもののために、 奉仕の気持に、ならなけあならない。 奉仕の気持に、ならなけあならない。 全部、言われた訳ではないのですが、当時、こんな詩があるんだ、って心に残って、時々、思い出します。続きを読む
投稿日:2023.07.17
ミカンミカン
前作に続きいかにも下世話な話でしたが、なぜかこの作品はワタシを引き込むところがあります。展開が大きいからかな? ちょっとありえない、これまた下世話な事件が次から次へと目白押しで目が離せません。ってこと…は面白かったということか? 続きを読む
投稿日:2018.02.14
keikos123
このレビューはネタバレを含みます
人の世なんて一瞬。人の命なんて一瞬。 そんな中で出逢った人を愛し、出逢った人に優しくし、出逢ったことを喜ぶのがきっとすてきな人生なんだと思う。 本文より引用。 主人公の周りの人、他人の狡さ、親心、が交錯する作品。
投稿日:2016.08.14
前太ハハ
大昔のトレンディドラマの原作です。 ちょっと話題になったので、どんなのだったっけ?と図書館で借りてみました。 予想通り、というか予想以上に茶番でした(笑) 昔はこんなストーリーにときめいていたんです…かねぇ。続きを読む
投稿日:2016.01.26
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