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立原正秋 / 講談社文庫 (2件のレビュー)
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総合評価:
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越後の鬼人
親父から譲り受けたシリーズ。性的なトラウマが狂気へと繋がる5つの短編。北原先生の作品はあまり好きではなかったが、自身のミスから母親が強姦されるところから始まる大河「永い夜」、妻を売りつつ蛇を喰らう男を…描く「双頭の蛇」は、ダークでスリリング。割とハマる一冊。続きを読む
投稿日:2019.02.07
シャイニングウィザード
とにかく時代背景が古いので、 若い人にはピンとこないのではないでしょうか。 戦後の昭和の人妻たちがこれほどまでに奔放に性を貪る姿を、 男目線で書くとこんなふうになるのか、という感じ。 立原氏の作品は鎌…倉が舞台であることが多く、 そのしっとりとした文章からは上品さが伺える。 性(生ではなくて)と死が隣り合わせであることを、 どの作品からも実感してしまうような、 中年以降の年代じゃないと楽しめないであろう短編集。続きを読む
投稿日:2015.11.07
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