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藤田宜永 / 講談社文庫 (4件のレビュー)
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総合評価:
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ひろぽん
犯罪を犯した者が昭和を駆け抜ける 警察と裏組織に追われていくが... 最後までとても面白く読めた作品
投稿日:2021.12.02
ちい
このレビューはネタバレを含みます
おもしろかった。ちょっと秘書怪しいやん…と思っていたけれど。犯人目線の小説でおもしろいと、このまま捕まってくれるな〜〜〜ってなるからさいごが悲しいんだよな。
投稿日:2021.11.02
たりらりらん
2021.06.20.読了 1966年8月15日に起きた11億円の強奪殺人事件を始まりに2001年までの35年間を描いたサスペンス。769ページにわたる超大作だが結末に向かって一気読み! もともと…藤田宣永氏は好きな作家。 文章は読みやすく、当時の時事を挟んで物語が展開するためとても興味深く読めた。 長編好きな方にオススメの一品。 続きを読む
投稿日:2021.06.20
komakiyo
このミス2016年版9位。面白かった。自分的にはツボにはいった小説で、久々にのめり込んで一気に読んだ。強盗殺人犯が主人公で事件の真相をあばこうと暗躍する裏世界の人や刑事と対峙しながら、まっとうな事業を…成功させ幸せな家庭を築いていく話。主役視点での緊迫した話が進んでいく。本人の立身物語や共犯者や女性との絡み、家庭を築いていく話はそれ自体面白く、周りの人たちが事件の真相に迫ってくるところはとてもドキドキする。リアリティがハンパなくアンモラルだけど主人公に感情移入してしてしまい、逃げ切って欲しいと思いながら読んでた。結末が予想できなくて息苦しさが続き、サスペンスとしての意外性はあるものの、比較的あっさりと終わる。やっぱりそうなのねと若干物足りないがとても現実的な結末だと思う。小説の進行とともに1966年ごろから1980年ごろまでの実際の事件や東京の歓楽街の状況など時代背景が克明に記されれて自分自身の記憶と重なり興味が継続する。自分はもう少し後の世代だけど、この時代の話は若いころ大藪春彦や黒岩重吾などの本を読み漁ったのでとても懐かしかった。続きを読む
投稿日:2019.08.21
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