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森博嗣 / 講談社文庫 (22件のレビュー)
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これまでの話からだいぶ未来の話。 ずっと出てきてたメンバが全然出てこない。時間が経ちすぎていて、他のメンバのこと見たいような見たくないような。ラストは、「お前だったんかい」状態。
投稿日:2023.10.26
ねごと
いつものメンバーが一切出なくて驚いた。 島田さんが主役のお話。 Χの正体が分かった時はビックリした。
投稿日:2023.09.10
sachichiii
G後期1 時系列が難しい 島田さんが新入社員を案内、というなんだか珍しいところから始まる、トラムでの殺人 殺された男は前日島田さんに接触してきた人物 巻き込まれてどうなるかわからなくても流れに任せて仕事をする島田さんの優秀さが羨ましい。 事件に巻き込まれたり危険になるのは嫌だけど、流されてもこなせる能力は欲しい。 そうなの?どうなの?という人物たちの登場 懐かしくもあって、和んだけどもやるところもある。 これはいつかスッキリするのかなあ
投稿日:2023.08.19
ASHITAKA
p119 持っていきたいものは一つもない。自分の躰でさえ、ここに残していきたいほどだった。 後期三部作。 引用は満を持してのクイーン。解説では『Xの悲劇』とのリンク性やオマージュ、引用した意図などが語られていて、とても解説らしい解説で、どうせなら本作の前にXの方も読んでも良かったかもしれません。 最初からいつものメンツではなく、各務とその息子であるχ(海月)、金と警察関係者など登場人物は最小限。ルナティックシティの創設メンバーの示唆はサービス精神旺盛な感じではある。 専門用語を極力省いた形でハッキングの描写を描くのは面白く、逆に新鮮に感じました。 「人」に対する興味の希薄さは存分に表れており、ハッキングに招集したメンバーにはすべて適当な駅名や地名があてがわれます。そこでχに興味を惹かれるのはもはや必然。 時系列を一気に飛ばしましたが、最初の段階から年代はシンギュラリティ後?と想像。でも、ミチルとロイディのように、一人一つのAIを持つほどの未来ではない。 シリーズの中ではかなり異色ですし、古典的ながらもひねりのきいた構成だからか、同シリーズの他作品と比較しても評価が高いのかもしれません。 示唆と機知に満ちた良い作品でした。
投稿日:2022.12.17
walkalong
世の中は、なにもかもすべてが相対であって、絶対的自己だけで生きていけるわけではない。面白かった。「すべてがFになる」に登場した島田文子が主人公の物語だが、あの頃はここまで魅力的なキャラクターだとは思わなかった。殺人事件が起こるが、それは物語の中心にない。真相も主人公に馬鹿馬鹿しいと言われる内容だが、不満には感じない。物語自体が素晴らしいからだ。第2章後半。ハッキングがこんなにスリリングに書かれたことがあっただろうか。そして第4章終盤以降の展開には本当に驚いた。森博嗣のミステリで人の死に涙したのは初めて。
投稿日:2022.08.28
aya
220531*読了 いやぁ、してやられた。めっちゃおもしろかった。 今までのGシリーズからガラッと変わって、舞台は香港から始まります。 しかも主人公は島田文子さん。 S&Mシリーズ、Gシリーズに時々登場していた彼女がまさか主役になる作品があったなんて。 トラムで起きた殺人事件後、島田さんが今まで培ってきたスキルを活かし、ネット環境で暗躍。 その攻防戦がおもしろい。 そこから目まぐるしく展開し、ラストには…。 まさか、カイの存在があの人だったなんて。 そして年代にも驚いた。 最後に驚きすぎてもう何が何だか。 一体これからどうなるのだろう。 真賀田四季の存在は、森博嗣さんの数々の小説の中に君臨し続けていると、本当によく実感できました。
投稿日:2022.05.31
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