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片川優子 / 講談社文庫 (3件のレビュー)
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総合評価:
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maomao
獣医学科で動物たちの生命と向き合う学生たち5編の短編集。5人の視点で展開されます。 「分子生物学」DNA やRNA 、分子標的薬など聞き慣れない言葉の数々が興味深かったです。 動物の死に立ち会い、無…力感に苛まれ自分の選択が本当にこれで良かったのか悩む学生。実験の失敗、文系彼女とのすれ違いなど悩みはさまざま。 仕事の将来性と自分の本当にやりたいことで悩む気持ちわかるなぁ。 動物病院や保険のこと。そういえば…と思うものから心に響くことも色々ありました。 『たとえば分子生物学みたいな基礎的な学問がなければ、今日治せない病気は明日になっても治せないだろ。でもね、今日治せる病気を外科や内科で治してもらわない限りは、その動物に明日はこないんよね。』続きを読む
投稿日:2020.12.02
Chanrisa
法学部の私にとって獣医学部は未知の領域。けれどそこで学び、成長していく学生の思いや悩みは共通のもの。 悩み傷つきながらも日々を生きて真っ直ぐ進んでいく姿は眩しいほどだった。
投稿日:2020.09.29
ponta002
獣医学部分子生物学室のお話。 リアルな感じがとっても。 片川さんがモデルな人はこの中にいないの? 2019/05/29読了。
投稿日:2019.05.30
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