【感想】米国人ジャーナリストだから見抜けた日本の国難

マーティン・ファクラー / SB新書
(4件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • ホトケ

    ホトケ

    良薬口に苦しといった内容だが日本ならではのポジティブな面についても言及というか提言されているのが好印象。

    投稿日:2024.04.09

  • レモン

    レモン

     「課題山積国だからこそ日本モデルとして世界から注目されている」「失われた20年でも安定した社会」など、ポジティブな捉え方をしている点が日本人との違いかと感じた。Kindle Unlimitedに登録してから新書を積極的に読むようになったが、日本人はこういう書き方をしない印象。もちろんポジティブに書く人も多いのだろうけれど。日本のジャーナリズムや大学教育については苦言を呈しておられ、共感する。特に新聞業界はぬるま湯なんだな。大手新聞企業が不動産の賃貸料で利益を上げていたのは知らなかった。続きを読む

    投稿日:2022.03.03

  • ばあチャル

    ばあチャル

    「メディアが本当のことを伝えないこの国の真実」の惹句に期待して読んだところがありますが、「普通にわかっていますが、何か?」という印象でした。
    このような情報はこの時代こまめにネット、新聞、TV、雑誌をみていれば知ることができる、まあ、自由なありがたい日本でもあります。

    しかし、そうは言っても歯切れよく平成30年の時代がどうだったかをよくまとめてあります。

    「失われた20年」という景気の低迷、格差拡大、「東日本大震災」「原発事故」の自然災害と人災への取り組み。そして五輪後の景況、移民を受け入れるざるべき国の事情、アメリカと中国の冷戦間の日本、安倍政権後、など。

    「米国人ジャーナリストだから見抜けた」ところは、(わたしが)しいて言うなら、「このところの嫌韓」への冷静さ保持、本土と分断している沖縄人の立場、日本のジャーナリストたちの発信力強化、でしょうか。

    「おわりに」にお書きになってますが
    外圧に弱い日本の近未来(ポスト平成)は「黒船ペリー」「第二次世界大戦後のGHQ、マッカーサー」につぐ第三のショックは米国(米軍撤退など)か、中国だとおっしゃる。
    日本滞在20年の米国人ジャーナリスト、親日家であられるでしょうが、米国人らしいです。
    続きを読む

    投稿日:2019.10.21

  • あるふれっと

    あるふれっと

    このレビューはネタバレを含みます

    おもろいです。様々な問題を多角的に分析しつつ、有機的に繋げあわせて語る文調が説得力あります。新聞読んでるよりは面白い。脱ガラパゴスと課題大国日本が印象的だった。普通になってきた国の国民が普通以外でありたいとする態度が噛み合ってない、この論旨が面白い。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2019.05.15

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