Appleのデジタル教育

ジョン・カウチ, ジェイソン・タウン, 花塚恵 / かんき出版
(7件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • てんこ

    てんこ

    前半は非常にためになる。現在の教育の成り立ちと、それに対する変化の必要性・手段が書かれている。
    後半は蛇足。

    投稿日:2019.09.25

  • ghostrider

    ghostrider

    突飛なことは言っていない。
    テクノロジーの進展,子どもたち(学習者)の変化,これに即応できない旧来システム(社会制度,教員,教え方学び方)。教育をリワイヤリングする。
    では自分に何ができるか。細かなことに振り回されるのではなく,教育観を打ち立てて,現状におけるベストの方法論を考え実行することしかない。そこにタブーや慣習,無自覚な制約を入れないことが新しい教育を生み出すだろう。

    しかし,新しい教育を望んでいるのだろうか?古い教育の結果,不利益を被って初めて望むのかもしれない。
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    投稿日:2019.08.01

  • noguri

    noguri

    デジタル教育の未来の姿を知りたくて読んでみる。
    しかし、それに関する記載は最後の方に少しだけしかなかった(残念)。


    しかしながら、この本は、単なるデジタル教育の未来だけでなく、
    これまでの教育をざっと振り返り、今後の教育の「あるべき姿」をあぶり出そうとしています。
    その上で、適切な「デジタル教育」について、可能性を示唆していて、なかなか興味深い内容です。

    個人的には、これまでの教育の大元は「テイラー主義」にあるという主張が、
    (ホントかどうかは分からないですが)興味深かったです。

    各章をもう少し深堀してくれていれば、もっと良い本になっていたんだけど、、
    まぁそれでもこの分野に興味のある人にとってはそれなりに楽しめる内容かと思います。
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    投稿日:2019.06.20

  • 規格外の薬剤師

    規格外の薬剤師

    これまた、凄く影響された本になりました。ジョブスの意図を、やっと理解出来た気がしますし、彼のやってきた行為に尊敬を感じました。また、ボルドーになっている文字や言葉が、とっても大切だと同意することが多かったです。

    P17 教育は何かを覚えることではない、考え方を学ぶこと

    P72 子どもの教育は、子供が生まれつき得意なこと、
      興味がある事、好きなことを子供自身に
      発見させることを第一にすべき

    p77 外発的モチベーションは

      短絡的には有効で、現在の教育システムは、
      その誘発を目的とした作りとなっているが、
      
      長期的な学習を促すのは、
      内発的なモチベーションであり、
      教育システムは、こちらの誘発を目的とすべき。

    P79 生徒のモチベーションを高めるうえで
      特に重要なもの

    ・生徒に選ばせる
    ・不可能なことは何もない
    ・失敗して学ぶ
    ・グリット(目標を追い求め続ける粘り強さのこと)
     という力

    P93 教育に欠かせないもの

    ・子供のスイートスポットを見つけやすくすること
    ・学ぶことを愛する気持ちや内発的モチベーションを
     後押しして育む事
    ・子供がやりたいと望むことならどんなことでも
     成功する可能性があると信じる事

    こうすることで子供に自信が生まれ、
    グリットや自主性が高まり、
    ひいては「学習」の効果も高まる

    p98 暗記と学習の違い

    ・暗記は、所定の情報を脳内に保存する事
    ・学習は、その情報が何を意味し、
     その情報の状況に応じた最善の生かし方を
     理解する事

    学習のプロセスは、
    . 取得(事実を見つける力)
    ・暗記(事実を覚える力)
    ・理解(事実を活用できる力)
    今は、テクノロジーのお陰で
    事実の取得がとても簡単になったので
    暗記が、ほぼ無意味になり、
    残るは「理解」だけとなり、これが学習に欠かせない。

    p100 これからの教育
    ・子供たちに事実を本当の意味で理解させると同時に
    批判的にものごとを考えるクリティカルシンキングや
    自由にアイデアを広げるクリエイティブシンキングを
    教え、子供が自ら新しいことを発見し、理解し、
    生み出せるように導くものであるべき

    p108 学習スタイル

    ・「VAK」や「VAKT」というモデル
    があり、自分が最初から身に着けている
    学習スタイルで学ぶことができると
    学習が容易になる人がほとんど。

    P117

    学生が社会に出て現実世界の問題に
    直面することを思えば、
    積極的に現実世界に置き換えさせること以上に
    すぐれた教育法は無い

    P143 生徒が夢中になる学習方法

    ・リアリティ番組の「怪しい伝説」が
    視聴者に科学を楽しく教えてくれる番組

    p156 CBL:チャレンジ設定型学習

    CBLとは、感じて想像し、行動を起こして共有する

    p198 ツール

    ・必要になるツールについてではなく、
     ツールの使い方を学ばせることで、
     問題解決を教えるという方法が、
     教育の理ワイヤリングの核となる

    p200 今の生徒たち

    今の生徒たちは、ものについて
    言葉で教わるだけでは、もはや満足しない。

    物作りを体験したいと思っている。
    自分で作る経験から学びたい。

    p215

    子どもの学習スタイルや知能タイプを問わず
    コーディングの学習で身に付く
    クリティカルシンキングは大いに役立つ。

    p223
    ★★★「Hour of Code」
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    投稿日:2019.06.02

  • たかとし

    たかとし

    教育とデジタル機器とをどのように融合させていくのか、について述べられた本。

    今の学校教育は暗記中心の授業で、いかに暗記したことを思い出せるかの「暗記ゲーム」になっている。生徒の能力や得意なことは関係なく、皆、同じことを覚えることを強制させられる。それができない者は、能力の低い者として評価される。

    果たしてこれが教育としてのあり方なのだろうか?

    教育に必要なのは、生徒の個々の能力に応じ、それぞれが伸びる方法で本人の好奇心を刺激して、学習に対してのモチベーションを上げることなのではないか。

    それを可能にしてくれるのが、デジタル機器である。デジタルネイティブ(デジタル技術に小さい頃から慣れ親しんでいた世代)の子供たちには、デジタル機器を使って教育していく必要がある。

    …という本。

    Appleは教育活動にも創業当初から力を入れており、著者はAppleの教育部門の初代責任者。

    アメリカの教育システムと日本のそれとは違うかと思ったのだが、「教科書の内容を暗記させる」という点で同じなのだと思った。

    Appleは机上の空論で教育を考えたり、ただ自社のコンピュータを学校に寄付するようなことはしない。ちゃんと現場の声を聞き、どうしたら良くなるのか考慮し、教師に研修するなど、常に教育現場と寄り添って教育とデジタルとの関わりを考えている。

    本書で、新しい教育のあり方について学ぶことができた。

    デジタル機器をいかにして教育現場に導入するか、また、いかにして30人前後のクラスの生徒がモチベーションを保ちながら、授業を受けてくれるのか。本書を読んで、そこをもっと知りたいと思った。
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    投稿日:2019.05.04

  • hirona82

    hirona82

    このレビューはネタバレを含みます

    正直、タイトルなどを見たときはもっとApple機器等使ったデジタル教育の解説や利用例が紹介されると思っていたが、良い意味で裏切られた。
    本文最後の方で、機器を使い教える側がまずどうあるべきかを認識しておくことが大切だと主張している。これを見ることで、なぜ考え方の説明が主だったのかということも腑に落ちた。
    出てくる事例はアメリカのものだが、現在〜今後日本でも行われていく教育を理解する上でとても役立つと感じた。

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    投稿日:2019.04.07

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