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岡内幸策 / 日本経済新聞出版 (4件のレビュー)
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くろうま
キャッチーなタイトル付けはうまいが 中身が伴ってない。 ご多分にもれず、 AI、RPA、Fintech、ブロックチェーンなどの 単語がひたすら繰り返されるが 著者がその本質を理解してないので 著者が…どこかで読んだ話を 浅い知識で切り貼りしているだけで ピントがズレた話がひたすら繰り返される。 事実誤認と思い込みも多く、 よくある銀行悲観論の繰り返し。 読む価値は薄い。続きを読む
投稿日:2019.12.29
りいた
斜陽産業だと周りにもそう言う人間がいてこの方10年以上。お金の値段である金利がつかない、つまり価格が限りなく0に近い商品をいまだに売っていて、反対に買い手に回ることもしているわけだが、これではとにか…く売り上げにならない。斜陽産業と言われる所以である。 本書はこんな中にいる者たちの心の叫びだろうか。 金融に携わる者は、自分もその中にどっぷりと浸かって含まれているわけだが、手段を目的として思い続けていなかっただろうか。金融はもともと手段である。デリバティブのポジションを操って、そのアービトラージで一時の利益が上がったとして、それが目的なのだろうか。最近、ものすごく違和感を覚えるようになってきた。 本書でも語られている「何をしたいのか」ということを自分自身に問いかけることができるようになるとき、目的への道に手段を添えて、さらに運が良ければ、自分自身が培ってきた付加価値を実物の形として表現できるのかもしれない。続きを読む
投稿日:2019.06.10
yashiti1
名前と内容にギャップがあるが、、、 銀行の苦境をキチンと整理してくれており、銀行の企画部署にいる人間としては助かると同時に、耳が痛い内容でもある。 店舗の統廃合、都内低金利貸し出しの取り止め、RPAに…よる事務効率化、、、不動産業解禁に向けた働きかけなど、やれることは沢山ある。続きを読む
投稿日:2019.03.28
torepan07
銀行員の逆襲 2019/2/23 著:岡内 幸策 大幅な金融機関の減少は、すべての国民が望んでいない。未登録の業者等が現れ、善良な国民に被害を与えるのも理不尽である。ただ、旧態依然としたままでは金融…機関としての役割は担えなくなっており、現状からの脱皮が不可欠である。新たな環境に対応するためにも、官民ともに発想の転換が必要である。それを遂行するためにも、金融機関の社員個々が能動的でなければならない。 本書の構成は以下の7章から成る。 ①デジタル革命で変わる業務 ②ほぼ10年ごとにやってくる金融への逆風 ③ヒントはお客様の声にある ④本当のリストラはこれからだ ⑤新規参入と電子マネー ⑥復権のヒント ⑦銀行員の逆襲 書名は「銀行員の逆襲」であるも本題は最終章の7章にあるまでは、「逆襲」よりも「銀行員の逆風」について現実を知らしめるために多くの頁が費やされている。 藁にすがる思いで7章を目指している時点で、自分で見つけて動くことを少し躊躇している自分を感じてはっとさせられた。 銀行員にとっては逆風がびゅんびゅん吹いているのかもしれないが、それは他の業界でも同じであり、どんな風なのかそのために具体的にこうすべきということがわかっている業種もまたない。 言うならばみんな、厳しい近い将来は待ち受けていることは事実であり、こうも巷では厳しいといわれる現状を金融界に叩きつけられているということは危機意識の芽生えとその危機意識から変革へ向かうタイミングが早いと逆風ではなく、追い風としてとらえることもできる。 出来ることはある。 個人単位のみならず同志と共に逆襲にうってでたい。続きを読む
投稿日:2019.03.10
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