【感想】大台ケ原の自然誌 森の中のシカをめぐる生物間相互作用

柴田叡弌, 日野輝明 / 東海大学出版部
(2件のレビュー)

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  • seisokubunpuiki

    seisokubunpuiki

    目次抜粋
    第Ⅰ部 大台ケ原の自然環境
    第4章 大台ケ原の哺乳類相とその現状
    3.近年の哺乳類相調査…37

    ※2003年からは大台ケ原自然再生推進計画の調査として、環境省による哺乳類相調査か行われている。その結果、新たにジネズミ、アズマモグラ、モモジロコウモリ、ノレンコウモリ、ヤマコウモリ、テングコウモリ、コテングコウモリ、ヤマネが記録された。…また標本でしか記録のなかった準絶滅危惧種であるヤマネが記録されてことも貴重な結果である。と記載されている。続きを読む

    投稿日:2012.02.12

  • gaoo00

    gaoo00

    大台ケ原はトウヒやブナの貴重な原生林がある日本有数の多雨地域。
    ここにいまシカが圧倒的密度で生息している。
    シカといえば奈良のシカせんべいだが、事態はそんな悠長なことも言っていられないようである。"シカは守られる生物"と僕自身そう思っていたが、現実問題、保護だけでは済まない現状がある。食害とは生物による生態系改変のひとつだが、この本ではシカがいかに大台ケ原の生態とかかわり、そして改変してるかを多角的に言及している一冊である。
    今後の課題もたくさん残されている中で、現在行われている研究をうまく取り上げて紹介している。ぜひ、動物好きな方にも読んでもらいたい。好きなだけではやっていけないというのを、僕自身痛感した。
    続きを読む

    投稿日:2011.08.13

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