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瀧浪貞子 / 中公新書 (8件のレビュー)
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総合評価:
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masami141
このレビューはネタバレを含みます
20220503 -0518 丁度奈良旅行へ行くので、どっぷり浸ろうと持参。光明皇后については、どちらかというと夫の聖武天皇を支えてというか凌駕するような男勝りの藤原家の皇后、というイメージが強い(漫画や小説などでもそんな感じ)。本書では夫(天皇家)と実家(藤原氏)の狭間に立って調整を図りながら苦悶する女性、という感じ。聖武天皇が意外に(失礼!)独裁的な王権をふるう権力者、という側面があったことを歴史書や遺物等から掘り起こしていて、そこは新鮮な書き方だった。著者は光明皇后に対する思い入れが深いみたいで、やや主観的な書きぶりになっているところがちょっと残念ww。
投稿日:2022.05.15
his360
聖武天皇の皇后である藤原光明子の一生を辿る一冊。論証のしようがない心情を元にした仮説が多いのはどうなんだろう…仏教的視点からの論述は色々と興味深い点も多かった。
投稿日:2020.08.25
kitano
長屋王の神仙思想は知らなかった 左道じゃん! 臣下が天皇の長命を祈り写経してもいいものだろうか? 本当に邪な気持ちがなかったのかな?
投稿日:2019.04.29
「おやっさん」
著者の講演を聴き、そして同郷の二年先輩という親近感もあり読んだ本です。聖武天皇・光明皇后のことは少し歴史の教科書をかじったくらいであまり認識はなかったのですが、この本を読んで、二人は同い年で、兄妹の…ように育ったということを初めてしりました。 そして、藤原不比等、藤原氏、橘氏、大伴氏などなどの権力抗争、仏教と古代国家の関係など、学ぶことが多い本でした。 あとがきにあるのですが、古代史研究における奈良朝から平安朝への移行、孝謙=称徳女帝の父聖武天皇、そして、孝謙、聖武にとって切っても切り離せない光明皇后のこと、著者が長年取り組んできたことの一定のまとめがこの本のようである。 これをきっかけに、この時代の後先についてもう少し関係する本を読んで見たい気になりました(笑)。続きを読む
投稿日:2018.11.04
中央公論新社
聖武天皇と一緒に大仏を建立した天平文化のヒロイン・光明皇后。長屋王の変などの政変や肉親との死別が相次いだ悲劇の生涯を追う。
投稿日:2018.05.30
myjstyle
天平時代は異国の文化を受け入れ華やかに天平文化が花開いた時代ですが、一方で、その名を欺く天変地異、飢饉、流行り病で治世に厳しい時代でもありました。聖武天皇、光明皇后、孝謙天皇の処し方と絆を光明皇后を軸…に描きます。新しく知ったこともありますが、光明皇后の考えや判断を断定することは難しく、すっきりしない叙述はやむを得ませんね。続きを読む
投稿日:2018.03.14
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