【感想】機械カニバリズム 人間なきあとの人類学へ

久保明教 / 講談社選書メチエ
(3件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • ぬえ

    ぬえ

    アクターネットワーク理論……人間だけでなく、人工物や自然物も「アクター」とみなし、それらが絶えず変化するネットワークを生み出すという考え方

    技術決定論と社会決定論。前者は科学技術がひとの行動を決定しているというもの。後者は逆。

    既読スルーという行為はLINEと人々が結びつくことで生みだされた「LINE人間」という第三のエージェントにおいて、はじめて実行可能な行為となったのである。
    続きを読む

    投稿日:2024.01.25

  • rice-addict

    rice-addict

    機械と人間の新しい関係へ。道具説でも自律説でもなく、主体と客体の区別をなくして、機械も人間も変容していく。将棋ソフトやSNSを題材にしているのでわかりやすく、なるほどと思ったが、従来の感覚を変えていくのはなかなか難しいとも感じる。文章はやたら難解。国語の論説文問題を思い出した。続きを読む

    投稿日:2019.02.22

  • Shinji Koyama

    Shinji Koyama

    人工知能が社会に侵食していく過程のなかで我々の思考はどう変容していくのか。著者の優れた洞察がいくつも出てくる。

    投稿日:2019.02.10

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