【感想】両手に花じゃダメですか？

このレビューはネタバレを含みます

▼あらすじ
子どもの頃、母親の趣味で女の子の服ばかり着せられていた千明は、その姿に一目ぼれしたお隣の双子・希平と哲平の激しい愛情を受けて育った。
その双子の愛情は年々エスカレートしていき、今では、隙あらば千明にえっちな事を仕掛けてくるように!!
二人が大好きな千明は拒む事ができず、時にはそれぞれ、時には二人に同時に求められ──!?

＊＊＊

ストーリーの完成度：★★★☆☆
あまあま度：★★★★☆
4P度：★★★☆☆
エロ度：★★★★☆
萌え度：★★★☆☆
総合評価：★3.5

ほぼ作家さん買い。鳩屋タマ先生の作品を読むのはこれで4冊目です。
「猫とスピカ」の後に続いてこちらの作品を読んだのですが…うーん…残念ながら今回はあまりハマれませんでした(^^;)

表題作を含めて全部で3CPのお話が収録されているのですが、どのお話もCPがあまり好みではなかった上にあっさりし過ぎてて物足りなく感じてしまいました。
特に表題作は、受けは可愛くて良かったものの双子のどちらかを選べ！→悩んだ末にどちらも選ばない！という展開が最後まで引っ張った割には捻りが無さ過ぎて拍子抜けてしまいましたし、全体的にエロばかりが目立っていて説得力と盛り上がりに欠けるなぁ…と思いました。(元々3Pモノがあまり好きでない為、余計響かなかったのかもしれません)

更にその次に収録されているコンビニ店長×バイトの青年の話はくっ付くのが早過ぎて全く感情移入出来ませんでしたし、最後のリーマン同士のCPも似たような感じのお話だったので今回は全く萌えられず残念に思いました。
絵は勿論好きですし、鳩屋タマ先生の作品は今まで当たり続きだったのでたまにはこういう事もあると思って懲りずに次の作品に期待したいと思います。

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