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荒木健太郎 / ベレ出版 (11件のレビュー)
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nobu2kun
雲の中では何が?と言っても「クラウド(コンピューティング)」の話ではない。正真正銘、空に浮かぶ「雲」の話。本当は「浮かんでる」わけではないらしいが…。 核として働くエアロゾル(最近だと、某ウィルスの…感染源の疑いも掛けられている用語だが、本来は大気中に浮遊している微粒子全般を指す言葉)がある場合、相対湿度が100%を超えるや否や水蒸気が凝結して雲粒が生成されるが、それが全くない大気中では純粋な水蒸気から水滴が形成されるのは、なんと相対湿度が数百%に達した時という。 とまあ、こんな一般人からしたら豆知識的なネタが次から次へと展開される本。 個人的には面倒な理論の箇所は斜め読みで、楽しく読了した。 「#雲の中では何が起こっているのか」(ベレ出版、荒木健太郎著) Day249 https://amzn.to/2Fd1LZg続きを読む
投稿日:2020.10.09
びおびお
自分が大学でなにを学ぶか、これからどう生きていくのかの将来設計していく上でのきっかけとなった本。 まだ中学生か高校生あたりの頃に、空ってどんなふうに成り立っているんだろう、雲ってどんな奴らなんだろうと…思い、初めて親に本をすがって買った本だからなんか愛着がある。 気象を学ぶにあたってのバイブル的な存在である「一般気象学」の数式を除いたイラスト付きの参考書、みたいな立ち位置で、とっつきにくい数式が散りばめられた気象の世界をキャラクターを用いて擬人化したり比喩表現をふんだんに用いたりしてわかりやすく解説してある良書。理系以外の人にもわかるようにアラケンさんが読者目線に立つよう努力しているのがひしひしと伝わってくるし、何よりも雲好きなんだなってことがわかる。 個人的に物理現象のイメージを掴むために大いに役だったと感じるし、本質を知れてますます気象を好きになれたとちと思う。 しかしながら、本質を正確に記述してあることからどうしても難しい、理解し難い内容も多く、自分が大学で気象を専攻して勉強を進めていくまではなかなか読み進められず、挫折し続けてしまった。 自分の学力と共に徐々にステップして読める領域が広がってくみたいなアドベンチャー的な感じがあって、最近ようやく読み切れた。サボったせいもあるけどここまで長かった。 ガッツリ学びたい人、ある程度気象に関しての教養を持つ人向けの本だと思う。 また何回でも立ち返って読み返すだろうし、読み返したいと思う本だった。続きを読む
投稿日:2020.07.31
山木優里
空気の流れがぶつかって雲ができることは知っていたが詳しいことを知らなかったので勉強してみたいと思った。物理的で内容は専門的だが、可愛い絵で例えていたり、ゆるキャラが説明してくれたりして読みやすく頭に入…ってきた。これから雲を見るのが楽しくなりそうだ。続きを読む
投稿日:2019.06.20
oriduru1970
雲についての話。結構手加減無しに、学者さん達が雲についての話をしているので、ある程度知識を持っていないと置いていかれちゃう。私は完全においていかれた。とにかく、雲についての話を色々としていた。
投稿日:2017.12.09
nkon
文章と絵によるわかりやすい解説。筆者は気象庁の研究者で、通りいっぺんな地学の教科書レベルの話ではなくね最新の気象理論が解説されている。単なる高気圧低気圧前線ではなく、エアロゾル、水の相変化や雲粒子の生…成消滅を生き生きと描写し、風や雨が生じる理由を深くなっとくできる。筆者のあふれる気象愛も素晴らしい。続きを読む
投稿日:2017.09.03
gmuime
娘の11歳の誕生日に贈る。その2。 わたしがほしいと思って本棚登録だけしてそのままだったこの本、雲のこと勉強したいというので誕生日プレゼントに購入。 親子で一緒に読んで楽しめる。かなり専門的な内容…ではあるが、とりあえず読んでおいてまた中学高校と進んでから読み返してもいいのかも。続きを読む
投稿日:2017.07.30
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