【感想】じゅうしまつ (1)

山田秋太郎 / 近代麻雀コミックス
(1件のレビュー)

総合評価:

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  • 電子王

    電子王

    "優愛法"━。
    それは昭和71年に制定された死刑制度に対する最後の防波堤。
    死刑確定囚に麻雀を打たせ、
    己の器量と天運を証明した者には無罪放免の恩赦が与えられる。
    通称"14階段"━。

    一度電気椅子にかけられた過去を持つ主人公、霧崎凍子。
    電気椅子から奇跡の生還を果たした後に歩む人生は
    死刑囚と麻雀で戦い、引導を渡す道。
    これがマーベルやDCコミックだったら凍子さんは
    電気使いのミュータントになっていたに違いない。

    世界にはギロチン刑で生還し無罪放免となった人の例もありますし
    舞台は昭和92年であると冒頭で印象付ける事により
    いくらか大味なストーリーでも、まあ異世界だからいいか。と
    落としどころを予め用意してあるので
    変な疑問が湧いても良くも悪くもすらすら読めます。

    近代麻雀で連載されているので、どうしても麻雀描写は避けて通れませんが
    大抵の麻雀漫画は麻雀の知識が無くても面白く読める構成になっているので
    僕のように麻雀知識が無い人にもお勧めですけど
    麻雀の知識があるとさらに面白く読めるんだろうか?
    個人的にスポーツやゲームで規格外の超人的な上がり手で
    相手を圧倒する展開って大嫌いなので
    もしかしたら知らない方が楽しく読めるのかもしれない。
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    投稿日:2019.01.19

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