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斎藤栄 / 講談社文庫 (2件のレビュー)
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総合評価:
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hige0519
行方不明になった娘を心配しながら名人戦に初挑戦する河辺八段と、犯人を追う義父。それぞれの視点から苛立ちや苦悩が描かれており、緊張感がありました。 将棋自体はタイトル戦の対局をサスペンスに絡めただけで、…主人公が棋士である必要が全くありません。他の対戦競技に使い回しができる程の浅いものだったのでガッカリしました。 暗号ミステリー、誘拐物としては及第点ですが、もう少し「将棋」を書き足して欲しかったです。続きを読む
投稿日:2013.07.28
hiranow
第12回江戸川乱歩賞。 主人公は新進気鋭の棋士・河辺真吾八段。娘が突然誘拐されるが、最高位戦で名人と一世一代の対局をしなければならない。 代わりに、須川刑事と義父の内田が犯人を追い詰めるが、ことごとく…逃げられた上に、2人組の犯人がどちらも殺されてしまう。 殺人犯の正体と誘拐された娘の行方が明らかになった時は、パァっと明るく視界が開けたような感じ。棋士の勝負へのストイックな姿勢や、家族愛なども伝わる作品。続きを読む
投稿日:2011.01.08
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