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温又柔 / 河出書房新社 (9件のレビュー)
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ややちの
私が中国語勉強中で、台湾にも興味を持ってるせいか、すっごく興味深くするする読めた。 ピンインや簡体字繁体字がナチュラルに出てくるので苦手な人は苦手かも。逆にわかるとふむふむ度合いが上がる。 戒厳令下…の台湾の話もちょっと出てきて、最近白色テロとかを知ったばかりだったので、台湾をもっと知りたいなと。 最後、謎にスペイン語のいつかまた台湾に戻って来たいな、で涙でた。私よ涙腺が謎(笑)たぶん、遠い地に来てまた来れるかな、もう来れないかなという感情に猛烈に共感したらしい。続きを読む
投稿日:2023.08.27
mayugeco
羽田⇔台北。空港を舞台にした10人のショートストーリー。そこに絡んでくるのは日本と台湾の歴史、民族、言葉、アイデンティティなど。複雑な土壌にある関係性。台湾の人たちにはそれこそ人の数だけ日本に対して、…中国に対してそれぞれ異なった考え、想い、生き方がある。もっと台湾のことを知りたい。そこから。温さんの本をもっと読みたい。続きを読む
投稿日:2023.07.13
booklets
国、民族、言葉、教育、、それらは否が応でも個々のアイデンティティの形成に小さからぬ影響を及ぼしているのだと感じる。その上で、主人公は個々人であって市井の暮らしが人をつくるのだと思う。 台湾のことを知り…たくなる本。続きを読む
投稿日:2020.05.18
ありが亭めんべい
すらすら読めればもっと面白いのでしょうが浅学の徒の悲しさ、つっかえもっかえ読み終えた。互いに親派の多い日本と台湾だけど実は加害側と被害側であったという現実をついつい忘れがちですよね。ここにはその点はス…トレートに出て来ないけど、水面下に少し透けて見える気がしました。友達は以前から 是非とも訪問すべき国 だと盛んに薦めてくれるのですが、いまだに行けていません 泣。続きを読む
投稿日:2019.04.12
ひかる
日本、台湾、中国、それぞれの関わりの歴史、いろんな思いを抱えた人々が交錯する空港でのエピソード。 とても第三者的立場で読んだのだけど、浮かんでくる言葉は「郷愁」だった。
投稿日:2018.11.21
hifumi1232001jp
子どもの頃、飛行機は自分たちが台湾を往復するときだけ飛んでいる乗り物だと思っていたというような表現がありました。確かに飛行機に乗るときは電車以上に特別な事情で乗り合っている乗客同士という一体感を感じま…す。目的地が一緒だから?続きを読む
投稿日:2018.10.20
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