【感想】科学者と世界平和

アルバート・アインシュタイン, 井上健, 佐藤優, 筒井泉 / 講談社学術文庫
(2件のレビュー)

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  • tokyobay

    tokyobay

    国家主権を国連に一部譲渡すればよいと主張をしているように理解したが、それは科学者倫理とは違う性質のものだろう。そもそも第一次世界大戦による化学兵器の残虐性を目の当たりにしておきながら、原爆開発に加担した事は知性の欠如と言わざるを得ない。つまり著しい知性の偏りがあったため、哲学・倫理的思考能力が養われなかったとしか思えない。科学者倫理とは国際政治の理論を語るのではなく、テクノロジーをどう使うべきか?そのメリットとデメリットを考える事だと思うが。
    が、現代ではグローバリズムにより国民国家も主権概念も怪しくなっているので、国連に譲渡するまでもなく溶解しつつあるとも言えなくもないのだが。じゃあ、環境倫理や国際秩序はどうなるの?って話だけど。
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    投稿日:2019.08.23

  • Στέφανος

    Στέφανος

    科学者と世界平和(国連総会への公開状;アインシュタイン博士の考えの誤り;ソビエトの科学者たちへの返事)
    付 物理学と実在(科学の方法についての一般的考察;力学とすべての物理学を力学によって基礎づけるいくつかの試み;場の概念;相対性の理論;量子論と物理学の基礎;相対性理論と粒子)

    著者:アルベルト・アインシュタイン(Einstein, Albert, 1879-1955、ドイツ、理論物理学)
    訳者:井上健(1921-、大阪、理論物理学)
    解説:佐藤優(1960-、東京都、作家)、筒井泉(理論物理学)
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    投稿日:2018.10.29

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