【感想】対立の世紀 グローバリズムの破綻

イアン・ブレマー, 奥村準 / 日本経済新聞出版
(12件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • tokyobay

    tokyobay

    今となっては当たり前のことが書いてあるだけのようにしか思えないのだが、本書が刊行された5年前の時点では「未来予想図」としての価値があり、その予想が的中したと言えるということになるのだろうか。

    投稿日:2023.05.21

  • まこ

    まこ

    対立の世紀とは、「わたしたち」対「彼ら」という「分断」で、それに気づくことが肝要。
    分断があるほうが統治しやすい。
    二項対立の考え方になっていないか意識する。
    ファクトフルネスと一緒に読むといい。事実を見る。
    御厨さんの解説で、今は工業化と情報化の狭間というのが印象に残った。
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    投稿日:2022.01.28

  • Yoneyanfire

    Yoneyanfire

    2018年の書でありCOVIDや2020年米国大統領選挙前の筆者の見立てを辿ることができた。若干左傾的記述あるも US vs THEM という視点は今後の世の中の動きを見ていく上で新たなツールを得た所感。続きを読む

    投稿日:2021.03.15

  • adach2k

    adach2k

    2020/7/1読了。現代は、工業化の時代の最終盤とデジタル化の時代の幕開け期との併存期であることを前提としつつ、その両者の相互関係をどうマネージしていくか。その中で、起こりかねない社会の分断と対立構造をどう乗り越えて行くのか。取り上げられた12ヵ国の現状と課題を取り上げて見ていくが
    決して明るいばかりではない未来に鬱屈感を覚えた。しかし、いつ、どこで、どのようなシナリオが描かれて行くのか目を逸らしてはいけないと、改めて痛感した。
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    投稿日:2020.07.01

  • bookkeeper0

    bookkeeper0

    トランプ大統領のの出現、ブレグジット、ポピュリストの台頭、グローバル化の反動が露わになってきている。企業は儲かっても、中間層には何の恩恵もなく、世界中に不満が渦巻いている。
    その解決策は明確には示されておらず、落ちるところまで堕ちないと駄目ということが言いたいのか?
    何とかトランプの再選を阻止すること、そこから始めないとこの流れは変えられない。
    続きを読む

    投稿日:2019.09.24

  • 鴨田

    鴨田

    元上司が心酔していてコンサルティングを受けた縁もあって一読。
    原題の「us vs them」のusには合衆国の含意もあるんだろうと思って読んだが、そういうわけでもないのかな。(読み落としかもしれない。
    「俺たち 対 やつら」の対立構造で世界を捉えるやり方は人類のDNAに組み込まれたもの、という進化論的文化人類学者(ジャン ジャレド
    ダイアモンド氏とか)の考えを信じているので、これを相克するのは簡単ではなさそうです。
    続きを読む

    投稿日:2019.05.01

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