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近藤大介 / 講談社現代新書 (15件のレビュー)
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総合評価:
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jpomega2020
●ありそうでなかった中国版、未来の年表! ●人口だけはかなり正確に未来を予想できるそうな…まあ、予想はしていたけど、案の定、全てにおいてボリュームがデカ過ぎる… ●ろくに制度もない中でどうやって老人た…ちの面倒を見るのか…しかしまあ、老人は若者と違って革命は起こさないから、政府は生かさず殺さずで乗り切るんろうな…老人共同体とか山奥に作らせるとか… ●人民解放軍だって、はたしてあの規模を維持し続けることができるのか… ●日本以外にもアジア全域が少子化してるんだよね…もしかしたら、そこらへんがある意味、日本復権のカギかもしれないな…続きを読む
投稿日:2024.01.15
ちゅん
中国のこれから起きそうなことを書いている本 経済発展はそうだけど少子化はもっと早いはず。世界一になったあとどうなるか。 一人っ子政策&経済発展による人口減少の加速、北京周辺の開拓、一人っ子政策による…男女比の偏りとそれに伴って余る男性、大学生の増加とその就職の厳しさ 202x年に世界一の経済大国になる。 30年代にインドに人口が抜かれる 大量の高齢者に対して社会保障の遅れ続きを読む
投稿日:2021.02.07
たけ坊
人口の詳細を分析し、未来の中国を考える本。 未来の年表スタイルで、2018年に出生率の急激な低下、2019年北京の人口激減、2020年3000万人の男が結婚難民、2021年貧困撲滅、2022年大卒が年…間900万人越えし大失業時代到来、2023年世界一の経済大国、2024年年間1200万人離婚時代、2025年AI強国化、2035年総人口が減少しインドの脅威にさらされる、2049年建国百周年を祝う5億人の老人。 ということで、中国の未来は明るいようで大きな時限爆弾を抱えてもいる。人口を予測することでいろんなことがわかって面白い。続きを読む
投稿日:2020.10.05
Ogawa Koichi
未来を予測することは難しいが、確実なことが一つある。1年経てば、必ず1つ歳を取ることだ。 しかも生きている人間は誰でも。 つまり、10年で10歳。 今20歳の人口が100人いれば、10年後の30歳人口…は100人以下に決まっている。 こうして未来を計算すれば将来に何が起こりそうか分かるものだ。 中国は人口増を抑制するために「一人っ子政策」を開始、その影響で超高齢化&人口減少世界に突入する。 日本も当然現在進行形で社会問題化しているが、その日本に遅れること30年後に中国でも同様の事象が始まる。 しかも日本の10倍のインパクトで。 これは習近平国家主席も当然に理解している。 近い未来に訪れる危機をどうするのか? 国家をどう維持していくのか? 政策を真剣に考え対応しようとしている。 とは言え、やはり難しい問題だ。 日本でも今後出生率が上がることは難しいし、婚姻率が上がることも無いだろう。 これはテクノロジーの進化による、社会の変化に他ならない。 個人レベルで考えると、結婚するメリット、子供を持つメリットが感じにくい。 人間の生きる目的とは「幸福になること」だという。 そう考えると、結婚も出産も「幸せ」を感じにくくなってしまったのだろう。 決して「結婚・出産」が不幸ということではなく、「もっと幸福なこと」が今の社会では実現できるという事なのだろう。 仕事の成果だったり、趣味であったり、社会貢献であったり。 相対的に「結婚・出産」の「幸福度=価値」が下がってしまったのだと思う。 実際に、彼女とのデートより、一日中部屋から出ないでスマホゲームばかりしていることに幸せを感じてしまうのだから。 社会や仕事で考えると、これから数十年の期間をかけ、日本と中国の国力が低下していく。 そして、インドが人口増&労働力人口の増加(つまり若者が益々増える)で、世界一二位を争う国力に成長していく。 これらに合わさってAI・IoT・VRARMR・ロボットというテクノロジーが益々進化していく。 自分が生きている間にも、国際社会が益々変化していくのだ。 さてそんな未来、自分自身がどうするのか? 真剣に考えながら生きていきたい。 (2018/6/30)続きを読む
投稿日:2020.08.03
itomona
中国の様々な人口データを引き合いに出しながら、中国の今後について、著者の「肌感覚」に基づいて様々に語られていく。文体も内容も、まさに週刊現代。色々なデータや事実を挙げるものの、そこからかなり不用意な未…来予測というか臆測が繰り出されることがままある印象。続きを読む
投稿日:2019.08.31
ganki88
中国のこれからを年表で記した本書。 ありふれた中国崩壊論ではなく、データに基づいた論述であり、納得できる部分が多々ある。 特に、中国、日本、韓国、インドと比較しているのは面白い。各国が他国の…何年遅れで、発展や少子高齢化を経験している等の比較は頷ける。 できれば、勢いが衰えるとしても、英国、日本のようにソフトランディングして欲しいものだが・・・。続きを読む
投稿日:2019.05.17
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