【感想】学校と社会の現代史

竹内洋 / 放送大学叢書
(3件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • kulib

    kulib

    高知大学OPAC⇒ http://opac.iic.kochi-u.ac.jp/webopac/ctlsrh.do?isbn_issn=4903500640

    投稿日:2014.01.30

  • yokoshou

    yokoshou

    バタバタしている時期に読んだから頭に入ってないことが多いけど、勉強になることが色々あった。

    また読もう。

    投稿日:2012.02.25

  • denon_sengai

    denon_sengai

    本書でも、受験勉強の効用として、期待通り竹内節が披露されている。
    「また情報回路が貧困だった時代は受験のための世界史の知識や英文解釈あるいは英語のサブ・リーダーで原語で小説を読むことなどを通じて文明とノーブルな世界への憧憬がかきたてられた。受験知は教養知あるいは少なくとも教養知への準備ともなった。受験が刻苦勉励にいろどられながらも、ロマンの香りがあった時代だった。(54頁)」
    こうした文脈を、ただノスタルジックに当時を振り返るのではなく、今日との比較から現在の課題を見つけることが必要だと思う。例えば、当時はリメディアル教育・キャリア教育実施の必要がなかったのはなぜか、といったことだろう。受験勉強は自我を固める過程になっていたかもしれない。

    また、著者は、昨今の推薦入試・AO入試は、旧制の私立専門学校や多くの私立大学の受験無風地帯と髣髴すると指摘している。その結果「学校でどのような教育を受けるのかの時代」になったという。であれば逆に、当時は、多くの大学で学位プログラムを実施していなかったともいえるかもしれない。もっとも時代の移り変わりと共に学位の価値も変化しているだろうが。

    一般的な新書に収まるくらいの分量なので、あえて放送大学叢書でなくてもよいのではないか。1,600円の価格設定をどう考えるか。
    続きを読む

    投稿日:2011.12.11

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